しょうがの味は熱い (文春文庫 わ 17-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 152
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903602

感想・レビュー・書評

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  • 途中で断念しそうになったが頑張って読んだ。
    男が綾野剛みたいだなと勝手に思った。

  • 奈世が実家に帰ってからの描写は楽しかったけど、前半のあの思い詰めてるところは痛々しかった。
    こんなになっては負けなんだよな・・・って思ったけど彼の行動には驚いた。
    でもうまくはいかないと思う。

  • この部分はどっちの登場人物がしゃべっている、回想している内容なの?と違和感を持たされるところが、これはこれで面白い。
    著者の作品の中では一番起伏はないが、端々に”なんだこいつ”と思わせるところはさすがです。

  • 綿矢さんの作品はいつも一気に読んでしまいます。心情の表現力、さすがです。他作では魅力的な人物を魅力的に描く力も素晴らしいですが、今作のようにパッとしない(失礼)男女を描かせても一級品ですね。
    これはカップルの話である以上に私は親子の話のように感じました。
    みなさん描かれてますがこのカップル、正反対で、結婚したってうまく行くはずないなという予感。だからこそ、この二人が出会ってどこに惹かれ合ったのか、関係の始まりの描写をもう少しじっくり読みたかったです。

  • 「あと、もう少しがんばれば、幸せになれるかもしれない。でも愛や結婚は、あともう少し、と努力するものでしょうか。」と言う言葉が印象的でした。

  • 単に好きではない、病的な好き。表面上は普通に見えるのかもしれないが、彼を思う気持ちの描写がとても印象的。

  • のらりくらりと暮らしている奈世は、中身が空っぽだから絃に依存することで自分を保っているんだろうな。
    着地点のない二人は、今の自分たちの今の境遇にも置き換えられてもどかしくなった。

  • よんだときが高校生だって綿矢りさなのにいまいちて思ったの覚えてるそのあとかれしにふられて読んでなにこの本めっちゃ刺さるてなったはず?

  • 綿矢りさの言葉の一つ一つが染み込んでくる。

  • 奈世の重さにあぁあーダメダメ!って
    なるけど、それ以上に絃が苦手。
    綿矢りさの書く男性苦手なタイプ多いナー。
    綿矢りさの小説は共感できない
    楽しさや発見がある。
    東京から田舎に戻った時の景色、
    平和で優しい感じ、分かるー

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著者プロフィール

小説家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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