- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167906924
感想・レビュー・書評
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物凄くタヒチに
行きたくなりました。
マナという女性に会ってみたい… -
タヒチに行きたくなった〜!
マナは魅力的でモテるんだろうなぁ -
女として読めてよかったと感じる作品。
今まで女性が描く女性らしい作品って苦手で、村山由佳も避けていた。けれどご縁で読んでみたら、どんどん引き込まれていく。
うまく言葉に出来ないけれど、「開放的」な女性が美しいと感じた。 -
村山由佳さんの作品の中でも好きな部類でした。
(タヒチではないけど)海外リゾートでの一人旅のお供として読んだので、こんな素敵なホテルで素敵な過ごし方ができれば良いんだけど、と思いつつ、非日常を楽しみました。タヒチにもいつか行ってみたいです。
才能があって皆に好かれて強い女性、好きです。 -
読むの何回目?ってぐらい好きな本です。
人を好きになった時、ただ、好きという気持ちだけでは進めずに頭で色々考えてブレーキをかけてしまうけれど、この本を読むと好きなら好きのままいればいいのかな、と思わされます。
ジョジョが言う、「逢いたければ逢えばいいし、抱かれたければ抱かれればいいじゃない」というセリフがシンプルで、人を好きになるってこういうことなのかなーと思います。
これだけシンプルな気持ちで真っ直ぐに好きな人に向かっていけたら、とは思うもののなかなか難しいです。 -
読み終わった後のなんという清々しさ。
タヒチという海と美しい自然を舞台にした村山由佳らしい繊細で美しい世界。
美しい世界を見たいと思う時、村山由佳の小説を読む。
今回も裏切らなかった。
ここに出てくるどの登場人物も魅力的で好きになった。
セクハラ、パワハラ、いじめ、浮気、言葉にすると良くないものが溢れているのに、タヒチなんて行ったこともない異国の地なのに、こんなに引き込まれて感情移入できるのはやはり村山由佳のすごさ。
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個人的にはかなり気に入った。現実と若干かけ離れてる感はあるものの、行ったことのないタヒチの情景を思い浮かべながら、時に自分が主人公になった気分になったり、刺激を求める自分にはうらやましく感じたり。物語に入り込んで楽しめた。
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再読
もしも、こんな人生を選んでいたら・・・と想像してしまうような、ロマンチックな物語。
とはいえ、現実はそう甘くない。リスクや不安から過去のようなことを繰り返し、自分の選択を後悔すしそう。だからこそ、小説で疑似体験に浸るのが心地いいのかもしれない。
魅力的ではあるが、それぞれどこか欠けている男性たちと、強くてしなやかに自分を生きる女性たち。
匂いたつように鮮やかなタヒチの風景。
日常を離れ現実逃避して、あったかもしれない人生を夢想して、夏になると読みたくなる。
そして、タヒチに行きたくなる。 -
展開はベタなんだけどそこがよい!エンターテイメントとしてものすごく楽しめた一冊。充実感ありだし、先が気になってどんどん読めた。主人公の真奈の揺れ動く気持ちを繊細に表現していたり、舞台であるタヒチの自然の描写がリアルだったり、物語にグッと引き込まれる筆致。リウがセクシーな男すぎる。
自分は真奈にめちゃめちゃ似てる。年齢のわりに子どもっぽくて、仕事が好きで、頑固なモラル…。だから、共感できる部分もたくさんあって切なくなったし、自分なら最後どういう選択をしていたかなって想像するのも楽しかった。キャラクターとして、真奈のこと好きなので応援してる。
年下彼氏との喧嘩や、リウと過ごす様子がやけにリアルで緊迫感があり、面白かった。