検察側の罪人 上 (文春文庫 し 60-1)

著者 : 雫井脩介

• 文藝春秋 (2017年2月10日発売)

感想・レビュー・書評

[pm-shinさんの感想 · 2019年3月27日]

普通に楽しめる。

[maki♪さんの感想 · 2019年3月7日]

映画がよくわからなかったので原作へ。 結構違いがあるけれど、沖野が、最上と根津の事件との関連を知らない、という最大の違いの回収はどうやって？？ ただ、蒲田の事件、根津の事件、そして最上との学生時代の人間関係など、映画では描き切れてなかった詳細を知ることにより、この先どう事件が動いていくのか興味深い。

[michiru1123さんの感想 · 2019年2月17日]

映画先行で小説を読み始めた。
行き着く先は知っているが面白い。

[chimachimakiさんの感想 · 2019年2月10日]

久しぶりの王道な警察（検察）もの！！
上巻ほぼ一気読み。

これからどうなっていくのか・・・
下巻を読むのがコワイけど、早速読んじゃおう。

電車の映画の広告で見て、読んでみた！！
役者さんは誰だったのかなｗ

[きーちゃんさん · 2019/02/10]

映画は木村拓哉さんが三上、二宮和也さんが沖野役をしていますよ。
下巻、ぜひぜひ読んでください！下巻も一気読みできますよ（笑）私は読んでいる内に沖野が憑依したらしく(決して怪しい者ではないです;;;)読後しばらく、涙が止まりませんでした。読後ロスなんて殆どないのですが、この作品はロスになりました。

[空きみさんの感想 · 2017年4月11日]

あらすじ(背表紙より)
蒲田の老夫婦刺殺事件の容疑者の中に時効事件の重要参考人・松倉の名前を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。最上に心酔する若手検事の沖野は厳しい尋問で松倉を締め上げるが、最上の強引なやり方に疑問を抱くようになる。正義のあり方を根本から問う雫井ミステリー最高傑作!

[nyaoさんの感想 · 2024年1月25日]

復讐に燃える検事がよもやの行動に

[NFCC図書館さんの感想 · 2023年12月4日]

老夫婦殺人事件の容疑者の中に、時効事件の重要参考人が。執念を燃やす検事・最上だが、後輩の沖野は強引な捜査方針に疑問を抱く。（e-honより）

[ace9shさんの感想 · 2023年10月10日]

面白かったです

[shun1020さんの感想 · 2023年10月6日]

警察組織が、裏で画策する話は今まで沢山読みましたが、検察は初めてでしたので新鮮でした。
検察の仕事をよく知らなかったのでとても興味深かったです。自白ではなく状況証拠を積み上げてなんとか立件しようとする執念、冤罪を作り上げることができる権力がとても恐ろしかったです。

[豆大福さんの感想 · 2023年9月27日]

映画を見ずに初見で読んでいます。
抜群に面白いです。
少しずつ崩れていく検察の様子がちょうど良い。
極端な話はなく、全部があり得る範囲で少しずつ動くところがいい。
心情の描写もお見事。
今年1番の面白いです。
早速下巻を読みます。

著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年、第４回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で小説家デビュー。04年に刊行した『犯人に告ぐ』で第７回大藪春彦賞を受賞。他の作品に、『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『殺気！』『つばさものがたり』『銀色の絆』『途中の一歩』『仮面同窓会』『検察側の罪人』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』『犯人に告ぐ２　闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『望み』などがある。

「2021年 『霧をはらう』 で使われていた紹介文から引用しています。」