シネマ・コミック5 魔女の宅急便 (文春ジブリ文庫 2-5 シネマ・コミック 5)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784168121043

作品紹介・あらすじ

落ちこむこともあるけれど、私、この町が好きです13歳になった満月の晩、魔女のキキは黒猫ジジとともに修行の旅に出る。少女の挫折と成長を描いた物語を完全新編集でコミックに。

感想・レビュー・書評

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  • スタジオジブリの第4作(監督・脚本/宮崎駿)で、1989年に公開した同名のアニメ映画の全シーン・全セリフを載せた、文庫版のコミック。2014年に、文春ジブリ文庫/シネマ・コミックの第5弾として刊行された。
    原作は、角野栄子が1985年に発表した児童文学。
    映画は、前3作を大きく上回るヒットとなり、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978年)の記録を抜いて、当時、日本のアニメーション映画の興行記録を更新した。
    物語は、魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子・キキが、魔女の修行を積むために、一人で海辺の街・コリコに移り住み、空飛ぶ魔法を活かして「宅急便」の仕事をしながら、様々な人と触れ合い、成長していく姿を描いたものである。(原作とは大きく異なるという)
    本作品の見どころの一つとして、舞台となった海に囲まれた美しい街の描写があるが、スウェーデンのストックホルム及びゴットランド島のヴィスビュー、及び、アイルランド、サンフランシスコ、リスボン、パリ、ナポリなどの風景を織り交ぜて使っているという。
    私は個人的には、ジブリの作品の中では、メッセージ性が強いものよりも、ほのぼのとしたものが好きなのだが、本作品は、美しい風景を含めてお気に入りの作品のひとつである。

  • ジブリの中で自分が好きな物語を手元に置いておきたくて。
    何度も見たはずなのに、途中の場面とか覚えのないところもあった。13歳で修業に出るなんて魔女は大変だなぁ。

  • トンボをダサいと思っているようではまだまだだなぁ~とあの頃の自分にいってやりたい。

    ジジとは喋れなくなる=大人になる準備。という解釈で良いのかな?ちょっとビターなところも素敵な作品です。

  • 13歳の満月の晩、魔女のキキは修行のために相棒の黒猫ジジを連れて旅に出る。たどり着いたコリコの街で、“空飛ぶ宅急便屋さん”をはじめるキキ。人々との出会い、交流を経て、悩みながらも少女は成長してゆく―。宮崎駿監督作品ならではの飛行シーンや、美しく繊細な背景美術もじっくりと楽しめる完全新編集の文庫版コミック。

  • 102分(電影)是447頁。1500円,太貴了。

  • 【落ちこむこともあるけれど、私、この町が好きです】13歳になった満月の晩、魔女のキキは黒猫ジジとともに修行の旅に出る。少女の挫折と成長を描いた物語を完全新編集でコミックに。

  • ジジの動きが結構細かい。
    不時着した飛行船のある海岸で会う女の子はパーティの子だったのね知らなかった。
    読んでて台詞や音楽が頭に浮かんでくる。

  • 文春ジブリ文庫、シネマコミック第5弾
    魔女の宅急便

    冒頭の旅立ち前のかけあいはこんなだったかなと思ったけど、
    ほうきにまたがってからはやはり名作、
    キキとともに胸躍るし、戸惑うし、奮い立つ。
    とにかく読んでいて見ていて自然と頭に音楽が流れてきてよかった。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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