クリストファーの魔法の旅―大魔法使いクレストマンシー

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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198614355

感想・レビュー・書評

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  • 大魔法使いクレストマンシーシリーズの一応4作目。
    おぉ、こう来たか、という感じで、結構前半から楽しく読めました。時系列的には「魔女と暮らせば」より前の話なのですが、「魔女と暮らせば」を読んでいるおかげで、別の楽しみ方がありました。
    どうして、この作品の男の子はちょっとこう頼りないのだろうかとも思いつつ、いろいろなことを考えて成長していく姿を楽しんでいたら、特に、問題勃発の後の成長ぶりが素晴らしく…。
    個人的にはタクロイも魅力的なキャラクターだと思います。
    女神もとても素敵な女の子で、でも、彼女って「魔女と暮らせば」でも登場した彼女ですよね。
    そんな風に、いろいろな伏線が、シリーズ全体にわたって引かれ、回収され、という感じで、シリーズを早く読破したくなりました。
    それにしても、「魔女と暮らせば」のグウェンドリンもそうだったけれど、親切そうな顔をして他人を利用して嵌める人がまた登場。反面教師なのかもしれませんが(多分、クリストファーはラルフ伯父からいろいろ学んだと思うし)、物語の中の毒だと感じます。勧善懲悪で終わって良かったです。

  • 文句なしに楽しくて、大好きな一冊です。

  • *えり*

    クレストマンシーシリーズ四作目!
    面白かったー!大好きです!
    クリストファーと一緒にどきどきはらはら旅をしている気分でした!

    このこどもが何故あんな性格の大人になったのかも、
    興味深いな~

  • クレストマンシーシリーズで一番好きな本。
    クレストマンシーの謎が明らかになる少年時代の話。
    何度読み直したかしれない、お気に入り。

  • 好き過ぎて大人になってから再購入。

  • クレストマンシーシリーズの中で最も好きな作品。

  • あのクレストマンシーの子供のころの話
    それだけでもテンションが上がるし
    内容もおもしろかった

    クリストファーがおじさんに魔力を利用されるのはキャットと一緒だなと思った
    そんな中でもタクロイや女神と出会ってよかった
    クレストマンシー城に行ってからもゲイブリルや周りの人たちとうまくいかないが最後は誤解が解ける

    キャットのときも思ったけど
    クリストファーもキャットも大人たちを信用できない
    今まで周りの大人と話すことがなかったから誰が信頼できるかもわからない
    周りの大人もクリストファーが子供だから
    心を開いている様子がないから何を考えているかわからないから
    という理由で大事なこと本当のことを話さない
    それでクリストファーもますます回りの大人を信用できなくなってしまう

    最後にはゲイブリルにもいたずら心のある少年の心を持っていると知るし
    自分のことを大事に考えてくれていることも知る

    1番好きだったのはずっと直接話をしなかったクリストファーの両親がホントはお互いを思っているのに素直になれなかったのに仲直りできたのがよかった

  •  魔法と、パラレルワールド。がキーワード。何度も読み返してる作品です。
     最後までどうなるかまったくわからないので、ずっとワクワクしながら読めます。オススメ。

  • ダイアナウィンジョーンズの作品は、ファンタジー好き、児童文学好きの人ならば一度は目にしたことがあると思う
    ハウルの動く城の原作者といえばもっとわかりやすいかもしれない
    彼女の作品は破天荒で、どうするんだと思うくらい話が四散して行くのだけれど、最終的にはぐりゅりとひとまとめにしてしまう力技が本当にすごい
    伊坂さんや、森見さんの複線回収が好きだ、と言う人には畑違いではあるがこの人の作品を進めたい
    いつも彼女は期待を裏切らないし、予想を裏切ってくれる

  • クレストマンシーのシリーズで一番好きかもしれない!くらい面白かった作品。また読みたいなぁ

著者プロフィール

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)
1934年8月16日 - 2011年3月26日
イギリスのファンタジー作家で、子ども向けの独創的なファンタジー小説を記す。代表作に『ハウルの動く城』『大魔法使いクレストマンシー』のシリーズがある。
2004年に『魔法使いハウルと火の悪魔』が宮崎駿監督・スタジオジブリ作品「ハウルの動く城」として映画化され、日本でも広く知られるに至る。

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