- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198623425
作品紹介・あらすじ
人はなぜ、永遠の生命を求めるのか。交錯するさまざまな思惑。いくつもの事件がひとつに絡み合ったとき、意外な真実が浮かび上がる!?本格推理の気鋭が放つ傑作推理。
感想・レビュー・書評
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この作家の作品は殆ど同一テーマで書かれている。「冷凍睡眠」「クローン」「脳」。そういう意味ではどれも似たような話なのだがよくぞこれだけ同じテーマで色々なストーリが考えられるなと思う。今回の作品は今までの中ではまあまあ、ぐらいの感想。それでもまだ北川歩実の作品は読み続けます~。
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長編にすれば良かったかも。
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冷凍睡眠のおはなし。連作短編集。
SF設定のミステリ。
コールドスリープ、とは言っても、まだ実験段階だったり、「蘇生」はできなかったり、まだ未完成な状態。
こういう設定のお話はどちらかというと好き。
なのだけど、同じテーマの短編の話のみ、かつ、どれも「蘇生はまだ」の状態の同じ時代のみ、だからか、若干物足りない感じが残る。
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もしかしたら、いつか本当に実現されるかもしれない「冷凍睡眠」にまつわる短編集。ちょっとサスペンスタッチで動物も出てくるしおもしろいかな、と思ったけどいまひとつ。登場人物たちが精細に欠ける。
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2007/06/30読了