- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198636623
作品紹介・あらすじ
「第二捜査官」の異名を取る神村五郎。元高校の物理教師という異色の経歴を持つ37歳の刑事だ。ある日、神村の勤務する蒲田中央署に新人刑事が赴任してきた。西尾美加――神村の元教え子だ。管内で刺殺事件が発生した。ドメスティック・バイオレンスに耐えられなくなった妻が夫を刺したのだ。神村の同僚・樽井が取り調べを担当したが、忽然と二人は署から姿を消し、やがて死体で発見された。心中事件か? 教師と教え子の迷コンビが捜査を開始する!
感想・レビュー・書評
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元高校の物理教師という異色の経歴を持つ神村五郎。
並外れた捜査能力から署ではナンバー2扱い。
ついた呼び名が「第2捜査官」。
ある日、勤務する蒲田中央署に新人刑事が赴任してきた。
西尾美加―なんと神村の元教え子だ。
ドメスティック・バイオレンスに耐えきれず夫を刺した佐竹朋子が、取り調べを担当した神村の同僚・樽井とともに忽然と取調室から姿を消した。
数日後、二人は死体で発見される。
死因は青酸カリによる毒死。
心中か?
それとも―。
(アマゾンより引用)
話の構成の仕方が好きじゃない。
読みながらイラッとする感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女刑事の疑問台詞が多くて読みにくい。
型破りな元教師刑事の、署長とのなあなあ会話も好きではない。 -
結構、最後の最後まで「誰」が真犯人(てか)だったか分からなかった…のはミカロンと同じ。。。
伝導の件は、前にわかってたけど、も。 -
取調べ中の刑事が、容疑者と一緒に逃亡し、心中死体で発見される。なぜ、刑事がそんな事件を起こしたのか、その謎に迫るはずが、段々話の流れがずれてきて、いつしかメインは暴力団同士の縄張り争いに…
元生物教師の刑事が特殊な捜査をすると言うことで、このようなタイトルになったようだが、文体は教え子の美加の主観で描かれていて、疑問符が多くて、読みにくい。何がメインで描きたいのかも、謎。 -
元教師の「第Ⅱ捜査官」と教え子のコンビが活躍する警察小説。たしかに「第Ⅱ捜査官」と呼ばれるのは納得の活躍ぶりではあるのですが。……何を考えてるのか、ほんっとつかめないなあこの人! 教え子同様に振り回されっぱなしでした。