北天に楽土あり: 最上義光伝 (文芸書)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198640286

感想・レビュー・書評

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  • 上杉や伊達が主役の場合、悪役になることの多い最上。
    視点を変えた物語を読めたので面白かった。
    一郡から一国の領主への経緯が見られて良かった。
    娘や世継ぎへの政策は配慮に欠けた。
    最上騒動は残念だった。物語前半の義守との争いが思い返された。

  • 大河ドラマの「伊達正宗」ほか、いろんなところで性質の悪い陰謀好きな大名、という描き方が多い最上義光。視点を変えると全然違う印象で、楽しめる作品ですね。天野さん、実力をつけていますよ。

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著者プロフィール

天野純希
1979年生まれ、愛知県名古屋市出身。愛知大学文学部史学科卒業後、2007年に「桃山ビート・トライブ」で第20回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞。近著に『雑賀のいくさ姫』『有楽斎の戦』『信長嫌い』『燕雀の夢』など。

「2023年 『猛き朝日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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