- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198645595
感想・レビュー・書評
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語りの世界。語られる物語がとてもよくて、涙が出ました。
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昔話を元にしたファンタジー、なのかなあと読んでいたら、ラスト付近で現代的な問題もぶっこんできた。
某携帯電話会社のCMがパロディだと知らない子もいると聞いて、危機感もったのだけど、それを作者も感じたのかも、なんて思った。
元ネタの昔話を知ってると、もっと楽しめる。 -
なかなかおもしろかった。
昔話を知っていると知らないとではおもしろさが違うだろうなあ。
終わりがね、ちょっと物足りなかった。 -
登場人物と登場人物が語る民話が入れ子構造になっていて、非常に面白く読んでいたのだが、終盤で「はてしない物語」的な設定が明らかにされ、どう巻き取られるのかと思ったら。
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草どんが語り部になって、子狐や山姥に話す昔話は懐かしく味わい深い。まかてさんが語ると粒や猫寺も大人が楽しめます。入れ子のように昔話が挿入されますが、いつのまにか草どんの世界も入れ子という仕掛けが上手い。確かに昔話は語られなくなったり甘口に仕様変更されたりする現代ですが、そこはあけすけに書かず、まかてさんなら全体の味を活かしておおらか書いて欲しかったなぁ。