佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫 し 26-1)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198920005

感想・レビュー・書評

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  • 読んだのは私が小学生くらいの頃。
    記憶しているなかで最も古い小説になるかもしれない。
    にも関わらず、記憶として鮮明にあるのはやはり名作としての資質がこの小説に備わっているからなのか。

    展開としてはギャグ路線が主。これは作者の専門がお笑いであることもあり、笑える場面はたくさんある。
    同じようなおばあちゃんを主役に据えた作品で「西の魔女が死んだ」を思い出したが、どちらもおばあちゃんの知恵袋がふんだんに盛り込まれており、心温まるお話であることは共通項であろう。

  • たしかに、ノスタルジーを感じさせる作品ではあるが、あくまでドキュメントとして描かれているにもかかわらず、ちょっとありえないような話も含まれていて、「?」と思う部分も。

    「俺」が主人公なので仕方のないことだが、がばいばあちゃんの哲学をもっと紹介してほしかった。確かにこの内容では「薄い」と言わざるを得ず、執筆当初持ち込んだすべての出版社にリジェクトされたのも納得がいく。

    とにかく内容が薄すぎて、読者としても感じ入るところが少ない。ちょっと残念な作品であると思う。

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著者プロフィール

1950年広島県生まれ。小学校・中学校を佐賀県で過ごす。75年、洋八と漫才コンビ<B&B>を組み、NHK漫才コンテスト最優秀新人賞を受賞。漫才ブームを主役として活躍。『佐賀のがばいばあちゃん』シリーズは総計550万部を超える大ベストセラーとなった。

「2018年 『笑ってなんぼじゃ!下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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