ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座 (徳間文庫 い 17-10)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198925079

感想・レビュー・書評

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  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2008/9/11 梅田への阪急電車内で読み始める.
    2008/9/14 家で読了。

    本来、同じものであるはずのユダヤ・キリスト・イスラムの3宗教について、それぞれの立場を代弁する人達との対話集。イスラムの代表者の人は日本にいる人なので、ちょっと違うかも?と思うところもあるが、3者の立場の違いが明確にわかって興味深い本であった。最後のアメリカ在住者からのメールも、アメリカに深く根ざすファンダメンタリスト達について、本来よそ者である日本人から見た視点からのコメントは深く考えさせられるものである。このような考え方をしているアメリカの政治に振り回されている日本の政治は本当にこのままで良いのだろうか。

  • 国際化などど言われて久しいが、宗教のことを知っている人は多くない。

    キリスト、ユダヤ、イスラムがなぜ今日にいたるまで争いが続くのか、『もっと仲良くすればいいのに』なんて簡単にいえない理由が分かる、また彼らの行動の理由が分かる非常に面白い本です。

    それぞれの宗教の指導的な立場にいる方々との対談もあり、生な声が聞こえてくるもの興味深いです。

  • 宗教に興味がなくても面白いと思う。
    一神教のジレンマの歴史。
    宗教戦争の構造が日本人にもわかるかも。

  •  テロ・パレスチナ・イスラエル、米国の世界戦略・・・世界を理解するためには、宗教を知ることが不可欠である、また自分を知る為には相手を知れと主張する筆者。

     世界の三大一神教が、できた順(ユダヤ→キリスト→イスラム)で書かれている硬い本。笑うところは、無かったです。

     1部と2部に分かれてる。
     1部は一神教と各宗教の説明で、2部は各宗教の代表者と筆者との対談形式。
     あくまでone of themだとは思うが、いやー、2部は、個性が出てました。

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著者プロフィール

1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観からテーマに斬り込む作品で多くのファンをつかむ。著書は『逆説の日本史』シリーズ(小学館)、『英傑の日本史』『動乱の日本史』シリーズ、『天皇の日本史』、『お金の日本史 和同開珎から渋沢栄一まで』『お金の日本史 近現代編』(いずれもKADOKAWA)など多数。

「2023年 『絶対に民主化しない中国の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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