最後の戦慄 (徳間文庫 こ 6-21)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198930967

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第2作。前作より近未来SF的な要素が強くなっている。途中までは「おやっ?」と思うこともありつつまあまあ読めたけど起承転結になっておらず、突然場面が変わって最終盤をダダっと終わらせてしまい、打ち切り感の強い終わりになってしまい残念だった。

  • 1989年の作品なのに、古さを感じない内容。
    「最後の封印」のメンバーが集結して、巨大な敵に挑むという、定番ストーリーだけと、スピード感あって楽しい。

  • シド・アキヤマとジャック・バリーに日本の内閣調査室からテロリストの殺害を依頼。
    死んだと思っていた有名テロリストが軍需産業最大手によりサイボーグとなり、世界中の紛争地で大量殺人をおこしていた。テロネットワークを活用し、世界をコントロールするのが狙い。
    国際貢献の第一線にたてない日本は、サイボーグテロリストの殺害を西側諸国から依頼された
    IRAのテロ現場でサイボーグテロリストの能力を把握
    チベットの独立紛争にサイボーグテロリストを誘いだし、メンバー参加を拒んだ特殊能力をもったチベットのテロリストの助けを得て作戦成功
    彼らを作り出した3人の天才を抹殺しに宇宙ステーションへ
    老人となった3人は自爆。

  • 誰が敵か味方か?今日の敵は明日の友?

  • 20年以上前の著作の改題。今野さんすきだけど、この手の作品はニガテ{(-_-)}

  • 2014/4/1 21読了

  • 近未来(21世紀半ば)、テロ・ネットワークの世界制覇を目論む巨大兵器産業が作り出した、ハイテクでサイボーグ化された傭兵テロリストと、日本の内閣官房情報室に雇われた傭兵スペシャリストとの戦い。

    今野さんの別の著作でちょくちょく登場する内閣調査室の陣内平吉さんの息子さんも登場。

    主人公の名前「シド・アキヤマ」には、かすかに既読感があったんですが、1989年版「ガイア戦記」の改題本ということでした。そちらは確かに拙宅データベース(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=1384)に登録(書名、著者名のみですが)ありました。内容は完璧に忘れておりました(-_-;)

    本書は2010年の発刊本で、電話線からコンピュータにハッキングという描写もあって、どこが近未来かよ・・・というのもあったんですが、著作年(1989)を考えればやむを得ない面もありましたね。


    (2014/1/11)

  • 駆け足小説

  • 近未来が舞台の、バイオレンス・アクション。登場する女性が、みな超美形なのが不自然だったけど、ま、それを言ったら、ストーリー自体不自然だから、さらっと楽しめばいいのかな。

  • 「封印」が序章だと勝手に解釈して購入。
    無理のあるキャラクター設定と、人間離れした技の数々。
    もうこのシリーズは買わん。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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