泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198932596

感想・レビュー・書評

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  • なんでハードカバーが無いのだ???てのが先ずの正直な感想です。

    こちらは推理ものと分類しましたが、厳密には少し違う気もします。
    なんてんだろな?
    ワカンナイケド!でもこちら先が読めずに楽しい小説です。
    短編集なんですが全体に繋がってますので、こちらと続編の●別れの夜には猫が居るも、一気に読んだ方が良さそうです(o^^o)

    女性の作家さんの、推理ものと言うか?展開読めない系?
    近藤史恵さんに畠中恵さんに、宮部みゆきさん?
    皆さん素敵ですが、永嶋さんも素敵にすばらしいです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
    (●明日の話はしない/は名作!!!)

    女性ばかりが数多出てくるので、ちょっと相関図理解が厄介ですが、でも本作は大満足です!

    読み応えの有る二冊!一巻目だけレビューしますが、三冊目も期待してますよ〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

  • 女性側からの別れや、恋愛でのイザコザを重くなりすぎず、現実的に描いている。実際のDVRのケースなどを知る人からだとある種のファンタジーに見えるが現実もこのくらい救いが欲しいものだと思う。

  • 面白かった。
    実際に需要がありそうな職業。
    人間の心理部分がよく表現されていて、納得できる展開。
    続きがあればよみたい。

  • 「女」という生き物の怖さを感じました。
    男にはない「怖さ」をどの女性も心の何処かに持っている、あるいは隠しているのだと感じました。

  • 面白かった!

    タイトルからして、おぞましい愛憎劇かとおもいきや、実にライトな感じ。

    過去の自分を助けてあげたい
    誰にも助けてもらえなかった自分のために、他の誰かを助けてあげない

    主人公のこの言葉、胸に刺さりますなー

  • かなり面白い。主人公たちがとても魅力的。スカッとした気持ちになれるストーリー。

  • 表紙が可愛くて買った。
    初めて長嶋さんの読んだけど
    読みやすい。
    テンポもいいし、グダグダ感もない。
    こんな泥棒猫いたら、頼みたい笑
    女の人はスッキリすると思う。

  • つなぎのつもりで読んだけど、意外に良かった。
    ただ、うまく行き過ぎ!

  • タイトルがすごいです。
    泥棒猫という単語から、なんだかドロドロの愛憎劇を想像してしまいますが、全然そういうのじゃなかったです。
    読後感は意外と爽やか。

    『あなたの恋人、友だちのカレシ。強奪して差し上げます。』
    という広告に惹かれて集まる依頼人。

    DV男と別れたい・同僚に彼氏を取られ別れさせたい・ダメ男とばかり付き合う姉をなんとかしたい、などなど強奪して欲しい動機も様々なら、その強奪方法も様々で面白いです。

    何よりヒナコが素敵です。
    強奪っぷりが鮮やか!
    見習いの楓も中々いい味出してますし、オフィスCAT気になります~。

    ヒナコの過去も気になりますし、続編で少しは明かされるのかな?

  • 良作に出会った!これは面白い♪書き方が明瞭で、テンポも良く、キャラクターに魅力的なクセがあり、身近に起こりそうなトラブルに親近感がわき、1話毎にストーリーがしっかり練られている。解決の仕方がまた痛快で、時には意味ありげに軽く濁すところも想像力を書き立てられる。表紙の絵も好み♡(読む前に絵を見て3本の三つ編みは、何かの間違いだと思ったけど…、想像すると笑える。)比較的、女性受けが良さそうな本だと思う。あぁ、早く続編を手に入れたい!!

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著者プロフィール

永嶋恵美一九六四年、福岡県生まれ。二〇〇〇年『せん-さく』でデビュー。一六年「ババ抜き」で第六十九回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。主な著書に『転落』『明日の話はしない』『ベストフレンズ』『視線』『一週間のしごと』、「泥棒猫ヒナコの事件簿」シリーズなど。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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