- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198941383
感想・レビュー・書評
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大好きな吉田さんの新作なのですが。。。
全然前に進まず、ようようの読了です。
所々に面白い挿話もあるのですが、大半は波長が合わないというか、吉田さんのイメージが伝わって来ません。後書きには「寓話が書きたかった」とあるのですが、その寓話が何なのか分からず。
嵌る人は嵌るのでしょうが、私はダメでした。 -
モノを作る女たちがいて、それを修理する男たちがいる。作ったり、修理したりする人たちがいる一方、当然それを壊す者たちもいるわけで、いつしか作る女たちと、修理する男たちの間で戦争が起こってしまいます。けれど、タイトルが表すとおり、イッタイゼンタイ何が起こっているのか、彼ら、彼女らにはよくわかっていません。戦争といっても、具体的な争いごとが勃発するわけではなく、それはむしろ概念的とゆーか、抽象的なもので、何が何だかわからないうちに、物語は進行していきます。けっきょく、世界は男と女で構成されていて、世の中は男と女の関係で成り立っているのかなぁ。イロイロ面倒なことも多いけど、つまりはそーゆーことなのかなぁって感じです。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2 -
一部ちょっと概念的すぎて見失いかけましたが、まぁ概ね吉田篤弘でしょうか。
ところどころサイコーにキレてる。
あとがきを読んで、わりと自由なひとだなーと、ほわんとしました。