- Amazon.co.jp ・本 (720ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198942304
感想・レビュー・書評
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池井戸さんの本は読みやすく、ストーリーも面白いです。個人的に文章がそこまで好みではないというところですかね。
育ちも性格も違う2人のアキラ。そんな2人は同じ銀行に新卒で入る。当初からぶつかる2人だが、親の会社の窮地に立たされた時、現れたのはアキラだった。
少し思っていたストーリーとは違いましたが、面白いストーリーでした。2人のアキラはライバル同士でバチバチかと思いきや、思いの外絡みが少なかったですね。
池井戸さんはドラマで観るのが一番かもですね。ちょい真伸びするストーリーが読む速度落ちてしまったり。そこまで伸ばすほどではないかなと思ったり。
でもまだ読みたい作品もあるので手に取る本はあふかなと思ったり。
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テーマ 宿命
アキラ無双。
中尾彬ではない。なので首に巻くやつもでてこない。 -
池井戸潤 2006~9の連載小説
町工場 倒産の悲劇を幼少に受けた瑛、
海運会社一族の御曹司 彬
育ちは違うが、幼少期の生活の中で出会った銀行員や仕事への想いから バンカーへの道を進む。
人気が出た半沢直樹や空飛ぶタイヤ、下町ロケットのような緻密で組み上げられた盛り上がりは弱かったように思うが、其々の仕事に向ける情熱は面白く描かれていた。
生まれが違う`あきら‘は対立するのは 入社の研修だけだったけど、私はそこが一番面白かった。
大学でのライバル要素ももう少し欲しかったです。
でも 粗削りな池井戸潤 面白かったです。 -
文章は軽く明快ですいすい読めちゃう感じ。
池井戸さんらしく、重たくなりがちな経営や金融の流れをわかりやすく、くどくなくストーリーが理解できるよう話を進めてるのはさすが。
ただ、タイトルと設定の回収が甘すぎる。ページの割に最後を巻きすぎたせいか物足りなさが半端ないな。。
続編を構想してるのか?もしくは、タイトルの期待が過ぎたか。
あきらとアキラの掛け合いや触れ合いが少なかったことが残念。