むしのおんがくがっこう (あかね・新えほんシリーズ 35)

著者 :
  • あかね書房
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251009555

感想・レビュー・書評

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  • 音楽が大好きなテントウムシは、虫の音楽学校で勉強をしたくてたまりません。
    でも校長先生に「入学できるのは、鳴くことができる虫だけだ。」と断られ、生徒たちにも笑われションボリ・・・
    いつの間にかごみ捨て場まで飛んできたテントウムシは、困っていたカブトムシを助け、偶然おもちゃのたいこの上に落ちていって・・・
    自らの音楽の楽しみ方を見つけたテントウムシは、助けたカブトムシとともに再び音楽学校に。
    テントウムシの楽しい演奏に、由緒正しい音楽学校は・・・
    音楽学校で虫たちが勉強している様子や、町の様子がとっても面白かったです。

  • そろそろ秋の気配を感じ始める頃、こんな一冊を。

    音楽学校に通って上手に鳴けるように練習する虫たち。
    てんとうむしは鳴けないので音楽学校には入れません。
    しょんぼりしてやって来たゴミ捨て場。
    そこでおもちゃの太鼓の上に落ちてポーン!!
    この音のおかげで、てんとうむしはもちろん、鳴けない虫も音楽学校に入れる事に。

    秋の虫の音、楽しく聞けそう♪

  • 建築家であり絵本作家、ですって。
    登場する虫たちがリアルなので、虫の苦手なお母さん方にはちょっと辛いかも。
    でも、男の子ってこういうリアルな絵が好き。
    繊細な絵と、魅力的なキャラクターと、物語の素晴らしさ。
    読んであげるにはちょっと長くて大変だけど、清々しい気持ちになれる本。
    4~5歳の男の子へのプレゼントはコレと決めてます。

  • 虫好きにはぴったり!

    主人公は音楽の好きなてんとうむし
    てんとうむしは鳴かない
    だから、音楽学校は鳴く虫だけの学校だから、てんとうむしははいれないの
    悲しくて人間のまちまで飛んでいったてんとうむしは人間に捨てられたカブトムシと出会ったときに
    ふとおもちゃのたいこに出合いました

    てんとうむしのさがしていた音にやっと出合えたのです
    最後はみんな好きに音楽するのが楽しい!と気がついて・・・

    楽しくやるのが一番と気づかせてくれる絵本

  • 2008.11.25

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著者プロフィール

絵本作家・挿絵作家

「2023年 『地理・歴史・SDGsの視点でひも解く 日本の世界遺産③』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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