発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい (シリーズ ケアをひらく)

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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784260007252

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    「過剰」の苦しみは心ではなく身体に来る!
    外部からは「感覚過敏」「こだわりが強い」としか見えない世界の豊かさを、アスペルガー症候群当事者が、脳性まひの共著者とフリーズしながら探る画期的研究。

    [ 目次 ]
    1章 体の内側の声を聞く
    2章 外界の声を聞く
    3章 夢か現か
    4章 揺れる他者像、ほどける自己像
    5章 声の代わりを求めて
    6章 夢から現へ
    7章 「おいてけぼり」同士でつながる

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 発達障害について、研究者が書いた本は非常に多いが、逆に当事者が書いたものは非常に少ない。
    本書とは本屋の店頭で出会い、少し中を読んだ後その場で購入した。

    本書の筆者はAS(アスペルガー症候群)の女性である。
    当事者研究というだけあって、その感じ方を当事者視点で説明しているため、非常に面白く興味深かった。
    ただ、読み物としては分かりやすいものの、ある程度は発達障害に関する知識を持っている方が読む事をお勧めする。

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著者プロフィール

東京大学先端科学技術研究センター特任講師

「2023年 『当事者研究の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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