坂田靖子セレクション (第2巻) ビーストテイル 潮漫画文庫

著者 :
  • 潮出版社 (2000年8月23日発売)
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267015724

感想・レビュー・書評

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  • ラスト二篇は特に心に刺さる。

  • 坂田靖子さんの作品の中では一番好きかな。水の森綺譚もかなり好きですが。

    いわゆるグリム童話を元にしたファンタジーコミックです。
    グリム童話等には残酷な場面や救われない話もあるはずなんですが、この方の絵柄とストーリーになるとそんな場面もなんだかほんわかしてやさしく、コミカルな雰囲気が漂っている、そんな感じが大好きです。

  • この巻は読んだことがあるような童話のパロディ。

    どこかすっとぼけてぼんやりしている坂田靖子調のキャラクタ。
    あまり残酷にはならない。

    とはいえ、

    たんたんとクールに展開するのも、
    また坂田靖子調。

    (2011年04月23日読了)

  • 癒し系の漫画です。
    あっさりした絵なんですが、ほのぼのとしています。花田少年とはまた違って、時間がゆっくり流れてるっていう感じです。
    このビーストテイルはグリム童話が土台になってるんですが、一時残酷なグリム童話と騒がれましたが、これを読むと誰一人悪い人はいないんですよ。誰も憎めないんです。シンデレラの意地悪な姉たちでさえです。

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著者プロフィール

大阪府高槻市出身、石川県金沢市在住。1975年、『花とゆめ』掲載の「再婚狂騒曲」でデビュー。以来、白泉社、小学館など幅広い雑誌で活躍。英国を舞台にした作品のほか、さまざまなファンタジーや日本の怪談・説話を素地にした作品も多い。『闇夜の本』『バジル氏の優雅な生活』『マーガレットとご主人の底抜け珍道中』『水の森奇譚』『芋の葉に聞いた咄』『磯の貝に聴いた咄』『堤中納言物語』『伊平次とわらわ』など多数。

「2008年 『王朝貴族のおまじない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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