危ない夏のコーヒー・カクテル ([コクと深みの名推理4])

  • 武田ランダムハウスジャパン
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270101735

感想・レビュー・書評

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  • 珈琲探偵シリーズ4作目。
    今回の舞台は高級リゾート。パーティー会場で死体が見つかり、主催者の友人が狙われたのではないかとまたまた捜査に乗り出すクレア。
    自分でも言っているけれど「危険中毒」にも程があると言うことで、今回は素人探偵の域をはるかに超えている。不法侵入やら低体温症ぎりぎりまで深夜の海を泳いだり。
    これで娘の素行に口を出すのだから、娘の反発も分かろうというもの。
    しかし夏の高級リゾート地と言う舞台のせいか、主要登場人物がみんなひと夏の恋に走ってしまい、ストーリーはおざなり。
    ものすごく薄っぺら&お手軽な解決。
    クレアのお相手も後半ちょこちょこっと出てきて颯爽と活躍するんだけど、深い描写がないので所詮ひと夏の恋の相手でしかなくなっている。経歴とか仕事とかの設定を見る限り、もったいない使い方をしてくれるなぁと。
    なんていうか、決まった相手がいたり進行中の恋の相手がいたりする最中に、別の相手と割り切って関係できるこの世界の住人は理解の範疇外だ。

  • 読了。このシリーズ4冊目。もういいです。

  • ミステリー

  • コーヒーショップシリーズ、今回は夏の高級リゾートが舞台。ミステリとしては、このわたしでも、どうなんだろう?と思わないでもないけれど、軽く楽しめる感じで、わたしは嫌いじゃない。ミステリというよりはロマンス? ひと夏の恋とかいわれてもな、と思いつつ、人生を楽しむ、みたいな哲学が、コーヒーを楽しむことへ通じているような気もして。なによりコーヒーのうんちくが楽しくて、それだけでもいいや(笑)。

  • 海沿いの高級住宅地で開業してるカフェ・レストランのアドバイザーを引き受けたクレアは、マダムと娘のジョイと一緒に夏の間レストランのオーナーの豪邸に仮住まいしています。そこでスタッフのひとりが銃撃され、、、。
    夏だし、地元じゃないし、マダムもジョイも、そしてクレアまで、みんなワクワクというか少しだけ尻軽というかそういう風になってます。なのでクィン刑事の出番がほとんどなくて残念でした。

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