- Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274066306
感想・レビュー・書評
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ちょっと期待はずれ
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マイクロソフトなど、大手ソフトメーカーで働いた経験のある著者が、ソフトウェア開発のマネジメントについて語った本でした。
時折強引な論理展開があったりして、全てを受け入れることはできませんが、その考え方のいくつかは参考になりました。 -
まず最初にこの本は押し付けられた本だったので無理矢理読み流したといった方が正しい。
彼は2000年代のデスクトップアプリケーションエンジニアだということが解り、自分はwebアプリケーションエンジニアなのですべての考えや経験が当てはまる訳ではない。
仕様を決める人とエンジニアの間に壁はないし、デバッガーなんていない。1年もかかるプロジェクトや20人も30人も関わっているプロジェクトなんて経験したことがない。
しかし、射撃しつつ前進のような記事を読むと勇気ややる気をもらえる。
ブログの記事を修正したものを載せてるようなのでとりとめもない、様々なことが書かれている。そのときの興味があっていればカッチリはまるんだろう。
彼は仕様書を書くのを推奨しているらしいが、この本を進めてきた彼は仕様書を書かない人だし、共通点はあまりないような気もする。この本のなにを読んでほしかったのだろうか? -
良書らしい
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尊敬する同期I君の紹介。
元Microsoft社員で、Stack Overflow(http://stackoverflow.com/)というWebサイトを構築した人が著者らしい。
基本はソフト開発のマネジメントについて書かれた本だけど、開発者も耳が痛いことがたくさん書かれている。
この作者は他にもたくさん著作があるようなので、是非他の本も読んでみたい。 -
同じ大学のOBの方にIT業界についてのお話を伺った際に、頂いた本です。
「ざっと読んでみて下さい」と言われ、このことを意識して読み始めたのですが、読了までにかなり時間がかかってしまいました。原因としては何といっても、「ソフトウェアに関する知識を持っていなかった」ことにあります。
が、何とか一応最後まで読み通すことができてよかったです。この本から得たことは
・ソフトウェアに関する事情、問題に触れることによる”雰囲気”の認識
・(ITに限らず)仕事をする上でのコツ
の2つだと思います。
それから2点目について例を挙げると
・射撃しつつ前進
・文章を読ませるための仕掛け
・儲けるためには?:補完財のコモディティ化
があります。気になった方は、本書を手にとってパラパラしてみることをオススメします!
しかし、今の自分はこの本の内容を50%も理解していません。数ヶ月後、数年後、また読み返してみるつもりです。その度に追記するかもしれません。そういう意味で、今のところ星は3つです。 -
ソフトウェア開発に関する面白読み物。それでいてすごくためになる。ジョエルの言う「5つの世界」のうち、パッケージについての話が主だけど、それ以外の世界にも参考になることが多い。
以下、特に参考になりそうなところ。
・3章 ジョエルテスト
ソフトウェア開発環境の善し悪しをチェックする12のテスト項目。
ソフトウェア開発に限らず応用できるところも多い。
もし自分が、テスト項目がほとんど満たされない環境にいて、自分が環境を変えられない立場にいるのであれば、「31章 下っ端でも何かを成し遂げる方法」を読むといい。
・4〜8章 やさしい機能仕様
まあ、機能仕様と技術仕様を分けてるような現場は経験したことがないわけですが。ここで紹介されてる書き方なら、書く方も読む方も楽そう。テンプレートの項目をびっちり埋めて各機能ごとに膨大な量の文章がありながら、読んだところで何を作りたいのかさっぱりわからない仕様書を撲滅したい。
・9章 やさしいソフトウェアスケジュール
「そのコードのスケジュールを立てられるのは、それを書くプログラマだけ」は至言。自分の作業時間を見積もるのが苦手な僕ですが、その精度を上げていくための管理方法も書いてある。これは実践したい。 -
ジョエルテストはいつでも意識しないとな
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2005年と少し古い本だが、主にマネジメントの話なので、今でも通じる内容も含まれている。
とにかく文章が面白いので、あまり難しく考えずに読めるのが良い。
ジョエルテストという簡潔なプロジェクトが守るべき10の項目があるが、今でも確かに必要だと頷かされるものになっている。