「山田五郎 オトナの教養講座」 世界一やばい西洋絵画の見方入門

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 643
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299032546

作品紹介・あらすじ

「ムンクの『叫び』は何を叫んでいるの?」「ミレーの『落穂拾い』はなんで落ちた穂を拾っているの?」など名画の気になる疑問を山田五郎氏が愉快に解説。
面白くて教養もつくと大人気(登録者数43万超 2022年8月現在)のYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」待望の書籍化です。
人物相関図&年表付で、各画家を時系列でまとめてあるので西洋絵画史の流れがわかりやすく、動画とも連動。西洋絵画初心者からファンまで幅広く楽しめる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 先に2を読んでからこちらを読みました。
    カラーの絵画が満載でボリュームも内容も大満足ですね。圧巻です。

    山田さんにこんな知識があったなんてびっくりでしたが、解説の方向性が個性的でとても深く知ることができると思います。

    結構色々な絵画の本で画家にも作品にも触れてきたのですが、この本で初めましての方もいました。
    山田さんの持つ知識、もっと拝読したいです!

  • 面白くわかりやすい説明でした。タイトルの「世界一やばい」とは感じませんでしたが、西洋絵画の入門としてはいいと思います。

    絵画の解説だけではなく、作者についても解説されているので、なるほどなぁとなることが多かったです。

    Youtube動画は見たことがないので、是非見てみたいなぁと思いました。

    • ☆ベルガモット☆さん
      青竹さん、こんにちは!

      Youtube動画めちゃくちゃおすすめです。五郎さんの幅広い知識と語学堪能さにほれぼれします。
      企画展の前に...
      青竹さん、こんにちは!

      Youtube動画めちゃくちゃおすすめです。五郎さんの幅広い知識と語学堪能さにほれぼれします。
      企画展の前にいつも予習のために観ています。スタッフワダさんとのやりとりがまたほっこりします。
      2022/12/16
    • 青竹さん
      ベルガモットさん、こんばんは。

      コメントありがとうございます。

      なんと‼︎そんなにおすすめな動画なんですね。

      なかなか自分時間は読書ば...
      ベルガモットさん、こんばんは。

      コメントありがとうございます。

      なんと‼︎そんなにおすすめな動画なんですね。

      なかなか自分時間は読書ばかりで動画を観る生活をしていないので、時間を取って観てみたいと思います(^^)
      2022/12/16
  • 今まで絵画を好きとか嫌いで分けていたが、この本を読むことで絵の歴史や背景、画家の苦渋や性格を通して絵を眺めることが出来た。
    絵画はセンスや直感などの上辺を見るのではなくその絵に含まれている作者の意思や目指しているものを汲み取ることが出来たらより面白くなるのではないかと思った。
    次回から絵画を見た時は時代背景だけではなく絵の曲線や力強さ、色を含めて魅せられたいと思った。

  • モネの睡蓮が好きだ

  • おもしろかったーーー!
    面白いのにしっかり学べる!
    画家同士の関係や、時代の変遷なども。

  • S図書館
    YouTubeを書籍化
    画家の繋がりの表がある、これは価値あり

    YouTubeを時々見ていたので馴染みがあった
    「○○なんですよ~」の口癖連発が嫌に感じる時もあるが、知識人だけあって小ネタは面白い
    本でもその小ネタが生かされていて為になる
    QRコード付き

    モナリザ 名画の理由
    ・人物を書く最適な構図
    安定した三角構図が見事
    3/4 だけ正面を向いた立体的 ポーズ
    ・完璧な遠近法
    透視図法 、 手前は大きく 遠くは小さく
    色彩遠近法、手前は赤っぽく 遠くは青っぽく 空気遠近法、手前ははっきり 遠くはぼんやり

  • YouTubeチャンネルを毎回見ていて購入。動画の話がギュッと詰まっています。
    やはりメインは動画なので、この本は動画の目次として見るのがいいと思います。

  • 西洋絵画と西洋画家について、当時の絵画の扱われ方や人物をスキャンダラスな内容もまじえて面白おかしくライトに解説。
    頭から年代順に並んでいるので、西洋絵画の歴史の流れが大まかにわかる。
    当然一人一人についてページ数はあまりさかれていないにで、興味を引かれた画家についてはまた別の本を読む。

  • 山田五郎氏のYouTubeである大人の教養講座の解説を簡潔に文字化した書籍。
    元々全動画を毎回チェックしてるファンなので復習的な意味合いが強かったが、動画内では良くも悪くも脱線したりワダちゃんとの掛け合いが入るところを今作では絵画周辺の情報にギュッとまとめていて読みやすい。
    逆に今作でYouTubeチャンネルに興味を持った方はぜひ見てもらいたい。
    え?回し者じゃないです(笑)

  • そうだったのかーーーの連続。

    マネの凄さをわかりやすく解説。なーるーほーどー。

    イギリスの、ミレイやロセッティら7人で結成されたラファエル前派の説明もわかりやすい。

    高橋由一が、鮭やお豆腐を西洋画として描いた意味には、なるほどーー。日本画より立体的にリアルな質感でかけるよ!ということを広く伝えるため、あえて日本的なものを西洋画で描いたと。花魁の絵も描いているけど、確かにカラー写真のない時代、色がよくわかる貴重な資料。

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著者プロフィール

山田五郎(やまだ・ごろう)
1958年、東京都生まれ。編集者・評論家。東京国立博物館評議員。AHS(英国古時計協会)会員。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。『Hot-Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど幅広い分野で講演、執筆活動を続けている。『ぶらぶら美術・博物館』(BS日テレ)、『出没! アド街ック天国』(テレビ東京)など、テレビ・ラジオの出演も多い。主な著書に『知識ゼロからの西洋絵画入門』『知識ゼロからの西洋絵画史入門』『知識ゼロからの西洋絵画 困った巨匠対決』『知識ゼロからの近代絵画入門』(以上、幻冬舎)、『ヘンタイ美術館』(共著・ダイヤモンド社)、『へんな西洋絵画』(講談社)など。

「2022年 『第2期:5巻セット 〈白の闇〉篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田五郎の作品

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