- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299032812
感想・レビュー・書評
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ブクログで見て知った。『木曜日にココアを』の彼、彼女たちがあの日に出会う前の物語とのこと。”青山美智子×田中達也が描く『木曜日にはココアを』スピンオフ12編&特別掌編。”
なんだ、マスターはこっそりお店に来ていたんだ。ワタルくんにばれないように。
優しい物語ばかり。本編の前のみんなだけれど、どれもいいお話。ページの紙のデザインもそれぞれ素敵。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
12人の12杯分の優しい
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読み初めから素敵な言葉がたくさん詰まっていてすごく好き。その言葉の一つ一つが染みるというかグッとくるんだよな〜。今自分にとって大切な、欲しい言葉を全部くれる感じ。タイトル通り、いつもの木曜日なんだけど、ちょっとした心の変化で一日って変わるものだなぁって思う。全ページカラーでかわいらしいイラストとミニチュアの写真がまた良い!
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絵本のような装丁で、素敵な絵と青山美智子さんの優しい言葉。ずっと大切に持っていたい本です。
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「木曜日にはココアを」の登場人物が愛おしい。優しい世界に癒される、ずっと手元に置きたい本です。
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大好きだった「木曜日にはココアを」のスピンオフ作品。だいぶ前から読みたかったが、図書館で発見、やっと読めた。1話ずつが短かったけど、知っている人達が出てくるので、懐かしいく嬉しい気持ちになった。ひとつだけわからなかったラルフさんを導いた猫が、「猫のお告げ」のミクジだったとは気づかなかった。「ぶるーらいおん」さんの書評でわかった。なるほどねえ、良いですねぇ。
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「木曜日にはココアを」の12人のスピンオフ。薄いのであっという間に読んでしまえるが、木曜日にはココアをに近いほっこり感を味わえた。
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★4.5
話としては前作のスピンオフ的なものなので内容は薄い。が、構成や装丁がいい。手元に置いておきたくなる本。ラルフさんのマーマレードサンドイッチ食べてみたいな。ビタミンカラーのオレンジで組まれているのもいい。 -
楽しみにしていた「木曜日にはココアを」のスピンオフ作品。おまけに特別掌編まで!
より楽しむために前作を再読。内容を思いだしながら味わうように読んで、今度はその登場人物たちの隠れたストーリーを楽しみました。
1人の日常の1頁なのに、どうしてこんなにキラキラしたものに感じるんだろう。
青山さんの手に掛かると不思議。1つ1つのストーリーは短いのに、心に残るフレーズがあちこちに散りばめられていました。
ミニチュア作家・田中達也さんの作品もいつ見ても本当に素敵。楽しくて、可愛くて、眺めているだけで童心にかえってワクワクするし自然と笑顔になる。
『「楽しいこと」より「楽しみなこと」がたくさんあるほうが、人生は幸せなんじゃないかと思う』
『何が大丈夫って、まずは「きっと大丈夫」を手に入れたことが、大丈夫』
『人目を気にして自分をごまかさないでよかった。どんなに苦しくても、どんなに先が困難に思えても「好き」さえあれば乗り越えられる』
『何かをやりたい、知りたい、と思った時点で人は変わる』