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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784305705181
作品紹介・あらすじ
和歌とは、いかなるものか--。
人は何を和歌に託し、
和歌は何を秘めて続いてきたのだろうか。
本書は江戸後期、信越・東北・北海道などを歩き数多くの旅日記や地誌を記した菅江真澄の「和歌」「地誌」に注目する。
秋田藩主はなぜ、菅江真澄に、名所探し・名所作りを命じたのか?
それは真澄が「和歌」の役割を十分に理解していたから託すことが出来たのではないか。とすれば、その役割とは何なのか。
菅江真澄から、日本全土を覆い尽くしてきた、「和歌」が見えてくる。
本書はそれだけ根源的な問いを投げかける。日本人にとって、和歌とは何か、と。