少年アリス

著者 :
  • 河出書房新社
3.69
  • (124)
  • (107)
  • (264)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 951
感想 : 100
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309005454

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本で、活字の世界にハマり、言葉の美しさを堪能しました。
    発売から19年、今でも初版が本棚に収まってます。
    この著者のイラストも幻想的で好きです。

  • さっぱり。
    (わからないという意味ではなくて、例えば三ツ矢サイダーのような。)

  • ほんわり幻想色。<br>
    実は気づかず2回借りたことも。。。

  • <font size="3">「蜜蜂、不思議ぢゃないか。玄関にしても教室にしても、こうも簡単に扉が開くなんて。」<br>
    「月夜だからさ。」<br>
    「そうだね。」<br>
    「そうさ。」</font>
    <br><br>
    0214-0214<br>
    /////<br>
    夜の学校に現れた迷いの園、中庭の噴水で季節がすれ違う時、秋の使者が運んできた。群青天鵞絨色のメルヘン。第25回文芸賞受賞作。<br>
    /////<br>
    あからさまに虚構なんだけれど、惹き付けられてしまう。<br>
    独特の台詞回しと文字遣いが雰囲気を醸しています。

  • 蜜蜂の兄さんが好きだった…。

  • きらきらしている。ブリキの月と貝殻の星。

  • 一番最初に読んだ長野作品です。図書室でこれを見つける事が出来て本当に善かった。心の底から思います。セピアな雰囲気のこの作品はとてもメルヘンチックで素敵で、少年たちの心が美しく可愛らしく描かれています。おすすめです。

  • 07.12.12

  • きらきら光るレトロな大人の童話のような話だった。アリスが可愛い。あと飛ぶ生徒。

  • 2007.11. 長野さんの小説は、どうしても受け入れにくかったのに、これはいけた。うれしい。とても好きな感じ。幻想的で柔らかな光に包まれているような気持ちになる。登場人物の名前−アリス、蜂蜜、耳丸−も、すごくかわいらしい。

全100件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長野まゆみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×