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- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309017167
感想・レビュー・書評
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新撰組という組織を描いたものとしては傑出していると思う。私は大好きです。
京で組織として円熟期にあった頃を描いていて、戦記物のような、勢力争いのかけひきの面白さがある。それも、剣の腕でも武器の性能でもなく、情報戦。また、誰か一人を描くのではなく、何人もの人がそれぞれ個性的に、人間味溢れる魅力的なキャラクターとして描かれている。中でも、監察の山崎が生き生きしていて、これを読んで一気に山崎が好きになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新選組の青嵐が表なら、こちらは裏。
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『蒼嵐』の人の2冊目の新撰組本。主役は尾形さんと安部さん。でもいい味をだしてるのは山崎さんかと。前作に比べて内容はかなりダーク、且つ重い。中途で少々読むのがしんどくなる位だけれど、読みきることを薦める。
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最近読んだ新選組小説の中では、一番好き。淡々とした語り口ながら、飽きずに読ませてくれます。