被告人、前へ。: 法廷で初めて話せることもある

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 63
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309018324

作品紹介・あらすじ

次々明かされる新事実。抱腹絶倒・驚天動地の法廷をインディーズ司法記者・阿曽山大噴火が粘着レポート。

感想・レビュー・書評

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  • 裁判傍聴モノ。
    実際に傍聴をしてそれなりに数をこなすと、こういった本に書かれていることが色あせてくる。
    裁判の様子は動画や録音では視聴が出来ないので自分で見るか文章を読むかしかない。
    実際の緊迫感やドラマチックな展開は一見にしかず。

  • ・読み終わって感じたこと
    モヤモヤしました。真実がはっきりしないものがいくつかあったからです。
    裁判が真相解明の場ではないためです。裁判では被告人が反省しているのか、再犯しない環境をつくれるか、社会の責任を果たせるかが主軸のようでした。
    社会人として、反省し再発予防に励み社会や人の役に立つことが大切だと感じました。
    ・おもしろいと思ったシーン
    被告人の矛盾した供述に対して検察官の鋭い質問や、裁判官のまとめる言葉に痺れるシーンがいくつかありました。
    ・こういう人におすすめ
    真実は小説より奇なりのように面白い話を知りたい人におすすめです。

  • 傍聴いってみたい

  • 傍聴した裁判を面白く紹介するという趣向なのだが、いかんせん文章がつまらない。
    エンタでやってるネタでは漫画としゃべりがついているので面白いが、文章だけで面白さ(だけではないけれど)を表現するのは難しいんだろう。
    ネタとして選んだ裁判はいいと思うんだけどなぁ。

  • (2015-12-17)

  • 阿曽山さんの法廷傍聴記です。
    被告人に対する裁判官の言葉やその逆をリアルに描写されています。面白いですよ。

  • 週に五日は東京地裁に通い、傍聴した裁判は一万に近い。そんな著者による裁判の傍聴記録。


    先に読んだ北尾氏の著書に傍聴仲間として登場していた阿曽山氏。はたして両者の違いはどのようなものかと気になって読んでみることに。
    端的に言えば、北尾氏は人を見ていて、阿曽山氏は事件を見ているということでしょうかね。法廷では真実を語るという前提なのだけど、そこには聴衆に向かってのパフォーマンスも含まれると思うんです。特に裁判官には好印象(?)を持ってもらいたいだろうし。そこにドキュメンタリーのドラマを感じるのが北尾氏。一方当事者から聞かなければ見えてこなかった事件の側面を見つけることに喜びを感じるのが阿曽山氏、と言う風に感じましたが。
    どちらにしても気になったのが、被告人には弁明の機会が与えられるのに対し、被害者の言い分と言うのはどうなるんでしょうね?それこそ殺されてしまっていれば声を上げることも出来ないのだけれど、なんだか不公平感を感じてしまう。まあ被害者の姿が見えてこないからこそ、裁判を楽しむなんて言えるんでしょうけどね。
    どうしても気になった事件が、ロックバンド内部で起きた暴行事件。ギターが下手だからって。あぁ、今じゃ金爆がそれで成功してるのに・・・。ボーカルよ、歌と曲がしっかりしてればよかったんじゃなかろうか?しかもあちらはギター自主的に体張ってますが・・・。

  • 逆DVって怖いのです((((;゚Д゚)))))))

  • 監禁王子の真実がとてもひいた…

  •  裁判の仕組みが分かり易かった。

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