神様の値段: 戦力外捜査官2

著者 :
  • 河出書房新社
3.60
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本棚登録 : 342
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309022291

感想・レビュー・書評

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  • カルト教団を相手に奔走する設楽くんと海月さんが絶妙なコンビで最高だった。
    しかし、海月さんはどこまでが計算でどこからが天然なのだろうか。読んでいてもまったく読めないので驚かされてばかりです。
    設楽くんの妹が信者ということもあり、改心させられるのか。テロは防げるのか! ハラハラする展開に一気に読んでしまった。

  • いやいやいやいや、これ面白いよ、ホントに面白いって。
    このシリーズ、面白いってのは聞いてたけど、この表紙にちょいと手が出しにくかったのだけど、読まずにいたことを深く後悔。
    ライトでキュートなミステリかと思っていたが、なんのなんの、真剣に読んでしまったよ。
    カルトの不気味さとか都市を狙ったテロとか、身近にありそうでホント怖い怖い。

  • 天然ドジっ娘警部、海月とお守り役の設楽。戦力外上の思いきりのよさと海月の鋭い推理力で、日本を揺るがす宗教テロに立ち向かう、戦力外コンビのドタバタ捜査、第二弾。

    疾走感とテンポ、何度もひやひやさせられる感じは前作より、格段によかったんだけど、妹ちゃんのあれは必要だったのかなーとどうしても思ってしまったので、星3。

  • 前作よりも格段に面白かったです! 前作は海月警部にスポットが当たっていたように思いますが、今作は二人のチームワークだけでなく周囲の刑事とのバランスも取れていて、重層感がありました。さらなる続編が楽しみです!

  • カルト物は、色々作品があるが、ドタバタの警察物は初めてかな?
    似鳥の軽妙な物語展開に引き込まれて一気読みしてしまったけれど、有栖川の大暴れの方が面白かった。
    それにしても、人の話を聞かない若い子に容赦が無くお仕置きするのは、何かの意趣返しかな!
    次作は謎解きの面白さも期待したい。
    今回はシンパシーを感じなかった。作者も不満だろう!

  • 今回はミステリーというよりもアクションで楽しめました。スピード感がある。興味をひかれる導入部の書き方も良い。

  • 設楽くん……どんどん悲惨な事になってますな(笑)

  • 「戦力外捜査官」の第2弾ですが…、
    1作目の時ほどのインパクトはなかったかも…。

    天然のドジッ娘で、すぐに戦力外となるけれど、
    実は頭脳明晰で、大事件を解決する主人公と…、
    これに付き合わされる相棒(♂)刑事のコンビは、
    流行のドS+Mコンビとはまた違った雰囲気で、
    この作品の面白みだったんですが…、

    本作品では、
    その辺りの面白みとなるドタバタ小話が少なく、
    そのためか、長編に、中だるみがあったかも…。
    基本的に、お話にひねりや目新しさはないので、
    キャラを活かした凹凸のある小話が欲しぃかな。

    年明けには、
    武井咲さん主演でドラマ化されるそぅですが…、
    天然のドジッ娘で萌系美少女キャラの主人公は、
    武井さんといぅよりは…、ももちぐらぃかな~。
    いちおぅ見てみるけど…。

    評価はちょっと辛めで…。

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著者プロフィール

1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。「市立高校」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなどの人気シリーズの他に『難事件カフェ』『迫りくる自分』『きみのために青く光る』『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』『101教室』『彼女の色に届くまで』『100億人のヨリコさん』『名探偵誕生』『叙述トリック短編集』『そこにいるのに』『目を見て話せない』『生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班』などがある。

「2023年 『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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