- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309028071
感想・レビュー・書評
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期待して借りてきたので、少し残念でした。やはり、短編集は避けるべきだった。。
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つかみは面白いんだけど、結末がしっくり来ない。私の理解が足りず、消化不良なだけかもしれないけど。
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表題作は、ロボットの擬人化が進み、ロボットに愛情・愛着を持つ人が増える。それでも機械はあくまでも機械なのだが。育児が出来ないとか、不得意な親に育てられるより、ロボットが育てた方が良い。そんな世界で老朽化したロボットとの別れを書いた「さよならの儀式」
これも悪くはないのだが、気に入ったのは「聖痕」。著者らしい事件とファンタジー的要素を織り込んだ話。あと良かったのは「星に願いを」。これはSF的な宇宙人とのファーストコンタクトもの。この宇宙人は精神的な生命体で、人間の体に入り込むタイプ。これが入ってくると、特殊な能力が発現してしまうのだが、分かりたいような、分かりたくないような…。まぁおそらく人間不信になり、心が壊れるのであろう。 -
近未来を舞台にしたエスエフファンタジーだ。
アンソロジーなどに寄稿されている短編が多いため、既読のものが多かったが、こうして改めて通して読むと、宮部さんって本当に多才だなあ、としみじみ思う。
ロボットと共生する世界の哀愁を描いた作品、エイリアンの襲来を予感させるホラーめいた作品、これだけ読んでいるとSF作家かと思うけれど、現代の犯罪小説や厚みのある時代小説も書くんだもんなあ。
それらの作品とはまた違った魅力がある短編集だった。 -
どのお話も、あまりピンと来なかったけど、「母の法律」は続きが読みたいと思いました。
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SF短編8作
・母の法律
・戦闘員
・わたしとワタシ
・さよならの儀式
・星に願いを
・聖痕
・海神の裔
・保安官の明日
AIやアンドロイドなどの近未来のSFですが、日常感もあり、本気でSFを書いてみたという作者の思いが伝わります。 -
なるほどSF。
短編をひさびさに読みましたが、やっぱりすごい。 -
SF短篇集ということだが、そんなにビックリするような設定のは無いかね。
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SF短編集。
宮部みゆきさんがSFって珍しい。
表題作の さよならの儀式、切なくてよかった。
あと、わたしとワタシも好き。 -
一話目で挫折。SFはあんまり好きじゃない!時間がもったいない感じがしちゃう。