サラダ記念日 (河出文庫 227A BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (2010年8月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309402499
感想・レビュー・書評
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心に残る詩にたくさん触れられた。
普段読まないジャンルの本ということもあり、とても新鮮で新しい世界の発見だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サ行音ふるわすように降る雨の中遠ざかりゆく君の傘
さっと頭の中に光景が浮かんだ印象深い一句。
寂しさが漂う。
長髪の赤い傘をさした女性のうしろ姿を思い浮かべた。
また読もう
柳 -
初めて歌集を読んだ
解説などなく淡々と歌が連なっているのも良い
タイトルのサラダ記念日は小学生くらいの国語の授業で習ったので知っていた
歌集にして改めて感じたがサラダ記念日の歌は破壊力がすさまじい
語彙力、表現力があまりないのでうまく書けないが面白い1冊だった -
2022年3月5日「世界一受けたい授業」で紹介
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99186236 -
歌集ということも知らずにいた、31文字の表現力、声に出して読みたくなる可愛さがあった。
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言わずと知れた有名な本。なのに詩集とは知らずずっとエッセイとか小説かと思ってた。
そして教科書にも載るくらいだけど、大抵の詩はアダルトだった笑 -
友人に連れられて行った俵万智展で、素敵な短歌の数々に心惹かれ、帰りにはこちらを購入し電車の中で読んでいた。
まずは短歌にちゃんと触れるのはこれが初めてで、こんなにリアリティのあるものだったのかと驚いた。
「人生はドラマチックなほうがいい」ドラマチックな脇役となる
ハンバーガーショップの席を立ち上がるように 男を捨ててしまおう
が特に好き。
時代を越えても、若い世代の考えることや恋愛には共通する点があるのだろうか、全く古いと感じなかったことがすごいなと思う。 -
90-00年代ポップスとも通ずる20代の恋愛模様、その軽快さとコケットリー
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カテゴリ:図書館企画展示
2020年度第3回図書館企画展示
「大学生に読んでほしい本」 第2弾!
本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。
川津誠教授(日本語日本文学科)からのおすすめ図書を展示しています。
展示中の図書は借りることができますので、どうぞお早めにご来館ください。