- Amazon.co.jp ・本 (606ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309920818
感想・レビュー・書評
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プロレスファンではない筆者が人間・前田日明の魅力を解き明かすために記した書の第2弾。筆者は膨大な資料と、前田本人へのインタビューで、1980年代を疾走したUWFの真実に迫っていく。そこで気づかされるのは、前田の一貫した姿勢。ブレがないのだ。そして最大のピンチに彼を立ち上がらせたきっかけは、少年時代からの膨大な読書の習慣だった。書に触れてどん底の人生のピンチから立ち上がったのだ。超一流のアスリートであり、文学青年・前田の時代を追体験できる。
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意味のない記述の多さに、さすがにギブアップ。読み通す価値なし。
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前田日明についての伝記の第2段。
時期的にはヨーロッパ凱旋帰国から新生UWF崩壊まで。
前田原理主義なので、当然ながら周辺の人物は良く書かれていない。
特に新Uのフロントの神・鈴木(浩充)は元より、藤原・高田・宮戸あたりはボロカス。
まぁ、神・鈴木の2人はUWFを株式会社化した際(旧Uが新日に統合されてた頃)に株式会社の取締役に前高山入れずに自分たちで勝手に作っちゃったからどうしようもないけど(それが新Uでもめた直接の原因)。
藤原・高田・宮戸の3氏も当時プロレス志向で、後にパンクラス旗揚げした船木・鈴木とは違うだろう。
後に高田が総合へ行って(ハッスルで帰ってきたけど)、船木・鈴木がプロレスに帰ってきたのは皮肉だけど。
その辺の人間模様が知れただけでも面白かった。