英語の語源の話 - 楽しみながらボキャブラリーが増える

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  • 研究社出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327451455

感想・レビュー・書評

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  • 三葛館一般 832||SA

    「"girl"は少年だった」「McDonaldのMcは息子という意味」「トランプの"ばば抜き"はクイーンを抜くこと」「ラムネとレモネードはどちらもlemonade」などなど、読めば目からうろこの英語に関する楽しい豆知識が満載です。
    どの項目も見開き2ページにまとめられているのでさらっと読めますし、英語が苦手な人も、本書を読めば英語が楽しく思えるかも!?ぜひご一読ください。
                                  (かき)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=58555

  •  単語の歴史、文法や発音・綴り字の歴史について、60程度の話題で書かれている。「はじめに」でも述べられている通り、体系的に整理されたものでもなく、「ただひたすら好奇の念を刺激し、それまで透明無色だった語彙に色を付けるのが最大の役割」(p.v)というもの。
     「penとpencilは語源的に無関係」とか、「unionとonionは姉妹語」とか、「童もpupil、瞳もpupil」とか。こういう話題で「へえ」と思える人は、著者と同じような知的興奮を味わうこともできて、面白いと思う。「楽しみながらボキャブラリーが増える」というのがサブタイトル的に書かれているが、決してそういう本ではなく、英語力を効率的に上げたいと思っている人には向かない。でもpinkが「撫子」というのは知らなかった。個人的には、単語よりも文法の歴史に興味があるので、第3章は面白いと思った。two years agoのagoは過去分詞で、これは独立分詞構文、というのはなるほどと思った。(14/04/20)

  • この本は、英語雑学のカテゴリーになる。

    各単語の語源を網羅した辞典的な本ではない。
    ゆえに、それを期待していると、後悔する事になるだろう。

    この本の特徴は、簡単な、いくつかの限られた英単語の、豆知識である。
    多くは、「この単語は、今でこそこの様に使われているが、昔は・・・」
    といったような感じのもの。

    読み物として、英語ファンの方に、おススメしたい本である。

  • ボキャブラリーが増えるかどうかはともかく,英語の語源を探ることによって意外な真実が知れておもしろい。英語の勉強というよりは,雑学的な知識として楽しく読める。このような知識は今後の英語学習の助けにもなるでしょう。

  • これも佐久間先生の本。girlは「少年」だった、two years agoのagoは動詞だった、など意外な話が満載。教えるときに話すと絶対くいつかれます(笑)

  • 英語の語源は面白い。読んでいるだけで雑学も身に付く。

  • 貧困なヴォキャブラリーをどうしたら豊かにできるか…と日々考えている。
    そんなとき、偶然にも古本屋で見つけたのが本書。
    そういえば、渡部昇一『英語の語源』講談社現代新書480を読んだとき、目から鱗の話にボブの興味が湧いて一気に読み干したことを思い出す。
    歴史好きなボブとしては「語源」からヴォキャブラリーを増やすのは有効なのかもしれない。
    副題にあるように、楽しみながら増やせそうな気がする…

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著者プロフィール

英語史研究家。サンフランシスコ州立大学留学後、早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。河合塾講師、旺文社大学受験ラジオ講座講師などを歴任。おもな著作に、『生英語で鍛える英文法』『絵解き式 読まずにわかる英文法』『ネイティブが使う英語・避ける英語』『ウソのようなホントの英文法』『英文法のカラクリがわかる』『リズムと語源でスラスラ覚える英単語』(以上、研究社)ほか多数。

「2015年 『困ったときの 英会話ごまかしフレーズ120』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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