- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784330468143
感想・レビュー・書評
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チェーン店ごとの特徴を期待して読んだら、チェーン店ごとの著者の思い出の記述ばかりでした。正直期待ハズレでしたが、不思議と読んでしまい、最終話ではすごく同意しました。食事のおいしさを決めるのは、味、価格、スピードだけではありません。
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「4522敗の記録」の著者によるチェーン店愛を熱く語るエッセイ。/”そう。「吉野家」の牛丼はあくまで七味があってこそ。あえて言おう。牛なんておまけなんです。アレは牛のダシが効いた七味丼なんですと!”というエキセントリック。餃子の王将がブレイク前に書かれ、押し出されたヘヴィユーザーは今はぎょうざ界のデスメタル「ぎょうざの満州」に宗旨替えしたというが、近隣にないので、満州もきになる。ロイホが高い割にビミョーと言われていたそうだが、後日談で今はむかし、メニューやサービスを徹底的に見直しクオリティの高いサービスを確立、と。そしてパセラの項で出てきた、秋葉原のハニトーカフェ、気になります。KFCのどこが好きかと聞かれ、皮、と即答せざるを得ない、には深くうなずき。てんやのてん娘ちゃんてキャラがSNS上でてんや関連のつぶやき、投稿を探し出してクーポンくれたりする、というのがなかなか気のきいたサービスだなあ、と。そして沖縄編A&W。ルートビアは個人的には懐かしい心惹かれる味。ようやくルートビアをお代わりして完飲した!と意気揚々と沖縄出身者にまくし立てると「地元の人間はA&Wに行ったらオレンジジュースですよ」と冷たく言われたり。なじみのあるチェーンではふむふむ、他の地方特有のチェーンについてもそういうのがあったのかと興味深く。
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絵がすごく良い。サカモトトシカズさん。
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チェーン店愛、書かれているお店はどれも悪口はなく読んでいて心地よい。あまり印象の良くない外食店だがこれなら一度は言っても良いかもなんて思っちゃうのかもしれない。
それってライター冥利にも尽きるし各企業もおいしいだろう。両者のつながりがなければよいが、選択するのは読者である。
吉野家
山田うどん
CoCo壱番
びっくりドンキー
餃子の王将
シェーキーズ
サイゼリヤ
かっぱ寿司
ハングリータイガー
ロイヤルホスト
マクドナルド
すき家
レッドロブスター
蒙古タンメン中本
やよい軒
牛角
カラオケパセラ
くるまやラーメン
とんかつ和幸
PIZZA-LA
ビッグボーイ
鳥良
築地 銀だこ
日高屋
バーミヤン
ケンタッキーフライドチキン
てんや
どん亭
Sizzler
A&W
リンガーハット
ビリーザキッド
東京力めし
野郎ラーメン
ファミール -
吉野家、CoCo壱番、びっくりドンキー、餃子の王将・・・ といった35もの外食チェーン店の偏愛に満ちた「チェーン店エッセイ」。行ったことがあるお店は共感が湧くだろうし、行ったことがないお店には行きたくなっちゃう。添えられているイラストがこれまた憎いんだ。
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こういう、行ったことのある店がたくさん載っている本は読んでいて楽しいですね。
どの店もすぐに食べに行きたい感じ。
うちの近所に何店かあるといいんだけれど。
1 年前くらいの連載をまとめたものだけれど、内容が古くなっちゃっている感じなのは、どんどん新しいことをしていかないといけないチェーン店の性質上しょうがないかな。 -
実体験に基づくエッセイ。
共感を求めて読んでしまいそう。
よくある感じだが、チェーン店への忌憚なき批評が正直すぎて面白い。
紙が雑なので、壊れやすそう。 -
食の思い出は、体すべてを作りあげている。
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花泉図書館。
弥生軒に行ってみたい。
レッドロブスターのサラダバーで、枝豆ばかり食べてたのは、コウキです。