つきよのかいじゅう

著者 :
  • 佼成出版社
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本棚登録 : 474
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333014941

感想・レビュー・書評

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  • H28.9.28 おはなしの部屋(トワイライト)

  • せっかく待ち望んでいたかいじゅうが現れたのに、自分のイメージに合わないから満足できない。で、結局また、待ち続ける。おおおとこのシンクロもさすがのナンセンスやけど、内容がまた、さすがのするどさ。

  • 笑った!

  • これ、笑った。にんげんて、期待してないものをみたくないのだな。風刺とユーモア。

  • 小さい頃、図書館に行くたびに借りていた絵本。
    大人になってからまた読みたくてやっと買えた時は嬉しかった。(古いから書店になかった)
    内容はくだらないけども(笑)ずっと大好きな一冊。
    絵本は好みの原点だと思う。

  • 湖から出現した足がインパクト大な、ユーモアたっぷりな本。
    なんだけど。
    この「おとこ」、実は「10ねん」も湖で「かいじゅう」を待っている。
    そして、その後もずっと待っている。
    って言う、冷静に考えると、ちょっと切ない本。
    どんだけ努力したって、自分の思い通りの事が、全て起こるわけではないんだなってこと。

  • うちの子がすごい好きで読んでとせがんでくる。ベタな言い方ですが、これ、大人が読んでもオモシロイ。長新太の絵本て今読んでも全然いい。

  • つきよのかいじゅうの正体に大ウケの子ども達でした。

  • 怪獣が出るという噂の湖で怪獣の写真を撮ろうと、男がテントを張って何日も待っていた。
    ある月夜の晩、ついに怪獣の頭が姿を現した。
    月にまで届きそうなその姿…。
    首から下はどうなっているのだろうか、と想像する男。
    ところが同じような頭がもう1本出てきた。
    2本の頭はシンクロナイズドスイミングを始めた。
    実は頭だと思ったものは湖に住む大男の足だったのだ。
    ネッシーのような怪獣を写真に撮りたいのに、と男はまた怪獣が現れるのを待つのだった。

    「つきよ」があったと思ったら「つきよのかいじゅう」もあったとは。
    足だと思ったので驚きは半減だけれど、面白かった。
    長新太さんの作品に慣れるとだいたい想像がつく。
    想像つかなかった人には大うけしそうだ。

  • え〜ι

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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