- Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334718343
感想・レビュー・書評
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面白かったけど、トリックが主役って感じであまり好きじゃなかった。犯人も最初からほぼ確定してたし。
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同業者の評価は高いみたい。なんか薄っぺらい話。トリックも子供だまし。ちょい期待ハズレ。
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綾辻さんの本は「十角館の殺人」に続いて2冊目です。「十角館の殺人」のあまりの衝撃に綾辻さんのファンになりました。あちらの方が衝撃は大きかったけど、本格的な推理小説という点ではこちらの方が上かな。死体が切断された理由も、なるほど!と唸らせる必然性があり、想定外の犯人にも驚きました。また、トリックはよく練られていて、本当に本格的な推理小説ですね。面白く読ませていただきました。ますますファンになってしまいました。
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トリック解説時の数式が嫌すぎて飛ばした。やっぱり理数系は苦手やなぁ。でも全体的には読みやすかった!
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「ま、そんなもんさ、“事件”っていうのは。前から考えてるんだがね、この世の中には、絶対的な意味での“必然”なんてものはない。そもそも人類の存在自体が、大いなる偶然の産物なんだ。どんな必然も、多くの偶然の上に成立する。ユングの“シンクロニシティー”の概念を検討する以前に、云ってみれば“偶然”こそがすべての出来事の基本要素なのであり……。」
王道!警察の弟、大学の哲学科所属の兄の双子が事件を解決する、なんて設定が素晴らしすぎる!最高だ!
ただし、「本格推理小説における探偵理論の実践的利用可能性」ってほどの論考はなかった。せっかくの「切断もの」なのに…。 -
光文社文庫の方を買ってから講談社文庫でも出てるということを知って(館シリーズも講談社文庫)、装丁もそっちの方が好みだったので講談社の方を買えばよかったとちょっと後悔しました(笑)
私は綾辻さんはまだ館シリーズの一部(十角館~黒猫館まで)しか読んだことなかったので初めての館以外です。
『殺人方程式 切断された死体の問題』というタイトルからしてかなりヘビーなものを想像してたんですが、思ってたよりも軽い感じで読みやすかったです。
響くんと叶くんのキャラのおかげかもしれませんが。
明日香井兄弟は結構好感が持てました。
私は叶くんの方が好きです。刑事なのにヘタレな感じが(笑)
真相は、トリックに関しては某推理漫画にはよくでてきそうな感じではあるけど、ちょっと現実離れしてる気がします。
犯人に関しては、私がちょっと怪しいなと思ってたところがやっぱり伏線だったらしくて、謎解きの時嬉しくなりました。
でも読んでるうちに怪しいって思ってたことを忘れちゃってたので、犯人当てたとは言えないかな…。
殺人方程式シリーズの2作目もちょっと気になるのでそのうち読んでみたいです。 -
珠玉のフー&ホワイダニットです
新興宗教の教主が殺される事件が発生
教主を殺した犯人として容疑が懸けられていたのは、夫
しかし、有力な証拠がなく・・・・・・
その後、教主を継ぐべく、お籠りをしていたはずの夫は、バラバラ死体として発見される
なぜ、頭部と左腕が切断されたのか?
犯人は、誰なのか?
という物語
んー
そういうことですかー
そういえば、違和感のある、人物説明がありましたね~
主役である警視庁の刑事・明日香井叶と双子の兄・響が事件を解決していきます
刑事であるはずの叶の頼りなさと冷静沈着で洞察力に優れる、大学院に通う兄・響の逆転の立場と二人の会話がお話をググッと楽しくしています
登場人物(容疑者たち)は、愛人諸々、宗教関係者諸々、弱み握られ組・・・・・・
犯人は誰?
動機は?
死体を切断した理由は?
さぁ!みなさん!
挑戦してみて下さいね!!
この死体の運び方は無理じゃね~ -
勧められて読んだけれども、自分好みではなかった。
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舞台設定だけじゃなくトリックも意外な気がしました。館シリーズや囁きシリーズとも違う雰囲気が感じられるし、作者の新たな一面がみられて、新鮮な気持ちで楽しめる作品だと思います。
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犯人がまさかの!だったけど、ちょっと強引すぎたかなー。何気に理系っぽくて、東野さんかとおもた。