東京下町殺人暮色 (光文社文庫 み 13-1)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334719449

感想・レビュー・書評

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  • 宮部さまらしいスタンダードな感じの殺人事件ですが、やぱり好き☆

  • 宮部みゆきにはまりました。

  • 確か過去に読んだはずなのにすっかりストーリーが思い出せず、再読。
    そして同じことを過去に一度やっていることを思い出しました(つまり3度目。苦笑)
    レベル7のような度肝を抜く感じを期待したらがっかりしてしまうかもしれませんが、好感の持てるお話です。
    まぁ、だから話を記憶してないのかもしれませんが。。。 2007.4.3

  • 近所で発生してバラバラ殺人とそれに絡んだご近所の良くない噂。。。

    刑事を父に持つ子供の感性と、読んでて懐かしい気持ちになるセリフが物語にアクセントを加える家政婦さんの存在がページをめくるスピードを速めてくれます。

    物語の最後に現代の少年犯罪や若者の感性について、考えてしまいました。

  • バラバラは敬遠してたんですが・・・
    癖のある登場人物が面白かったです。

  • 連続して見つかるバラバラ死体。
    刑事の息子と町会長の息子は、独自に犯人探しを開始する。
    おもしろいですが、もう一ひねり欲しかったなと思います、宮部さんの作品だから特に。

  • 最初ぐろいかと思って躊躇したけど、主人公とか家政婦さんに助けられた(´ω`)2006.03

  • おもしろい。キーワード:ダルマ

  • まさに「下町」を舞台とした作品。川に流れ着いた死体、町内に流れる不気味な噂、などばらばらなピースが繋がっていく過程は見事。主人公の少年とその親友、そして父親との関係も暖かい。「少年」にしか出来ない捜査方法にも感心しました。家政婦のハナさんの年季の入った知恵と名言にも感嘆です。

  • <font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334719449/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://blog12.fc2.com/image/noimage.gif" border="0" alt="東京下町殺人暮色"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/asin/4334719449/yorimichikan-22" target="_blank"> 東京下町殺人暮色</a><br>宮部 みゆき (1994/10)<br>光文社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334719449/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>13歳の八木沢順が、刑事である父の道雄と生活を始めたのは、ウォーターフロントとして注目を集めている、隅田川と荒川にはさまれた東京の下町だった。
    そのころ町内では、“ある家で人殺しがあった”という噂で持ち切りだった。はたして荒川でバラバラ死体の一部が発見されて・・・・・。現代社会の奇怪な深淵をさわやかな筆致で抉る、宮部作品の傑作、ついに文庫化!</strong>  ――文庫裏表紙より</p></blockquote>
    幼い子どもと母親が、川面に浮かぶ川鵜の数を数えているのどかな風景から物語ははじまるのだが、そのとき、彼らの目に入ったのはバラバラにされた死体の一部であり、物語は一転して禍々しい事件に染められていく。
    ほどなく、別のバラバラ死体が見つかり、警察に挑戦状めいた手紙が送りつけられ、順の父の八木沢も事件にかかりきりになる。そんな折も折、八木沢の自宅に同じような体裁の告発状が届けられ、中学一年の順も友人で町会長の息子・慎吾と独自の捜査に乗り出すのだが。
    守るもの、闘うものを勘違いしているとしか思えない犯人の思考だが、そうしたくなる心情は――もともとの殺人犯たちを見ると――わからないではない。それでもやはり、その間違いは、大きな間違いの第一歩なのだ。
    順の家の年取った家政婦のハナの存在や ひと言が、言いえて妙であり、ピリッとスパイスになっている。順と慎吾のものの考え方も――犯人たちとは正反対に――とても好感が持てる。</font>

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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