イーハトーブの幽霊 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.16
  • (1)
  • (6)
  • (28)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 120
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737078

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 宮沢賢治が「イギリス海岸」と名付けた北上川の川岸に、男の他殺体が流れ着いた。花巻市が花巻祭りの準備で賑わうころだった。被害者は「幽霊を見た」と話していたという。取材で訪れていた浅見光彦は事件の渦中へ。祭りの初日、今度は「さいかち淵」で毒殺死体が見つかり…。賢治の理想郷「イーハトーブ」を震撼させる連続殺人!浅見光彦は「幽霊」の正体を追う。

  • メルヘンチックなタイトルと表紙。しかし中身は火曜サスペンス劇場。
    ちなみに表紙絵に偽りありで、猫は一切出ない。

    普段娯楽小説しか読んでないので、冒頭の宮沢賢治評とラストの教育論は新鮮で面白かった。

  • 借り物。宮沢賢治のふるさとでの殺人事件。浅見さんというより内田さんの賢治論がちょっと興味深かった。

  • 宮沢賢治が「イギリス海岸」と名付けた北上川の川岸に、男の他殺体が流れ着いた。花巻市が花巻祭りの準備で賑わうころだった。被害者は「幽霊を見た」と話していたという。取材で訪れていた浅見光彦は事件の渦中へ。祭りの初日、今度は「さいかち淵」で毒殺死体が……。
     賢治の理想郷「イーハトーブ」で起きた連続殺人! 浅見光彦は「幽霊」の正体を追う!

  • 2/7/10図書館

  • ミステリとしては星2つレベルじゃないですかね。
    トリックらしきトリックもありませんし。
    どちらかといえば、宮沢賢治をめぐった、
    作品の風情を楽しむのが正解だと思います。

  • 母方の実家が岩手だったのでなんとなくイメージが湧きやすかったけど、ミステリーは不得意だったんでトリックとかわけわかんなかったり。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田康夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×