災園 (光文社文庫 み 25-4)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748388

感想・レビュー・書評

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  • 後味がいいようなー!悪いようなー!

    おもしろかったです(^o^)

  • 最後2ページくらいで、さらにゾクッとさせられる。
    さすがです。

  • 家シリーズ第3弾です。
    前2作と似た設定ですが、趣が違います。
    謎の施設で繰り広げられる事件が不気味です。
    相変わらずのミステリとホラーの融合ですが、この作品はミステリ色が強く出ています。
    やはり最後が、不気味な終わり方です。

  • 家シリーズ 3作目
    ------------------------------------------------------
    両親を亡くした奈津江は自分が貰い子だったことを知り、実父が経営する子供のための施設「祭園」に引き取られます。
    祭園では夜な夜な謎の灰色女が現れ、やがて子供達が次々と姿を消して行く……

    三部作の中で、もっともミステリー色の強いお話。
    然程怖くはないですが、廻り家での気配や跫音の描写なんかは不気味でゾクゾクしました。

  • 幼くして養父母を亡くした奈津江は、実姉と名乗る祭深咲に伴われ、実父が経営する施設“祭園”に引き取られた。そこに暮らす訳ありの少年少女たち。廃屋と化した“廻り家”と呼ばれる奇怪な祈祷所。得体の知れない何かが棲む黒い森…。奈津江の出生の秘密が明かされるとき、惨劇は幕を開ける―。閉鎖空間に渦巻く怪異と謎を描く、“家”シリーズ三部作最終章ーー。(本裏より)

  • 「家」シリーズの第三段。
    シリーズでは、最年少の6歳の女の子。
    そして、シリーズの中で、不自然なくらいにシッカリしている。
    三津田お得意の「ナニカ」的なものは出てこない。
    ま、終り方は、いつもの三津田で好きなのではあるけど・・・。
    やっぱり、主人公の設定年齢が引っかかる

  • 家シリーズで、狐憑きの話なんだが、ミステリ度が高い。だから今作はミステリに分類しておきます。
    ホラー部分は例によってしっかり怖いんですけども「灰色の女」の謎解きの方が気にかかって、怖がってらんないというかなんというかw
    んでも、ホラーに気をとられずにミステリだと思って読んでれば、謎解きの方は読んでるうちにわかってくるかな。

  • いい終わり方だなぁ。

  • 育て親が死んで生みの親の施設に引き取られたナズエ。狐憑きの血筋と言うファンタジーな設定。捨てられたと思った弟が助けてくれた。怖そうに書いていたがいい話だと思った。

  • 思ったよりも、怖くなかった。でも、一気に、読めた。

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著者プロフィール

三津田信三
奈良県出身。編集者をへて、二〇〇一年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。『水魑の如き沈むもの』で第十回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、映画化された『のぞきめ』、戦後まもない北九州の炭鉱を舞台にした『黒面の狐』、これまでにない幽霊屋敷怪談を描く『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』がある。

「2023年 『そこに無い家に呼ばれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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