ぶたぶたカフェ (光文社文庫 や 24-11)

著者 : 矢崎存美

• 光文社 (2012年7月12日発売)

感想・レビュー・書評

[kutukutuさんの感想 · 2017年4月27日]

図書館で何気なく手に取った一冊。大当たり。初ぶたぶた。シリーズいっぱいでているみたいですね。ぶたぶたについて裏があると考えてしまったのは無駄だった(笑)ぶたぶたさんはぶたぶたさんらしい。
とにかく料理がおいしそう。
一時間くらいで読めるボリューム。

[鮎さんの感想 · 2017年4月17日]

登録700冊目！
今回のぶたぶたさんはカフェの店長。小さいぶたぶたさんが粉まみれになって一生懸命パンケーキ作ってる姿は、愛らしすぎて震える。ビールを飲む姿を見て「絞りたい…」と思った泰隆に笑ってしまった。わかる。
登場するカフェメニューのおいしそうなこと！！このシリーズには、美味しさと優しさと幸せが詰まっている。ごちそうさまでした。

[fukutamaさんの感想 · 2017年4月14日]

ホットケーキもパンケーキもおいしそう～！！

ぶたぶたさんのイメージは、某テレビ番組「ねほ〇んぱ〇りん」のぶた。

[shisyo-kaiさんの感想 · 2017年4月5日]

Ｈ29/3/2掲載　新ひだか町図書館三石分館　新山

[海さんの感想 · 2016年12月21日]

朝食専門店という事でメニューの内容がどれも美味しそう。
泰隆の葛藤も、母の混乱も、優しくほわっとぶたぶたさんと料理に癒されていく。
暖かい物語です。

[たまさくさんの感想 · 2016年1月29日]

シリーズ最高レベルの美味しそうさ！ぶたぶたさんのパンケーキとブラウニーと泰隆くんのカルボナーラ食べたいっ❗

「いい子」で優等生だった泰隆くんは、自分を変えようとしているけど、ぶたぶたさんに対面した時の妙に冷静な疑問と独りツッコミが、いつものパターンと少し違って面白かった。いかにもアタマよくていい子が思ってそうなツッコミで(笑)ラテ飲んでるぶたぶたさんを絞ってみたいとか(笑)

最終的に泰隆くんが決めた「なりたいもの」が、世俗的社会的なことでもなく非現実的な夢でもない、小さくてしかし実はとても難しい目標だったことが、ふわりと暖かい気持ちになった。
このラストの目標設定がこの作品をきちんも締めていると思う。

ああ、うちの近くにもぶたぶたさん来てほしい！

[ikamisa12さんの感想 · 2016年1月19日]

ついついよだれがでそうになるほど、食べ物の表現が素敵なぶたぶたシリーズの中で、1番すきな本。

優しく、まっすぐなぶたぶたさんに、わたしの心も見透かされた。

[setusbさんの感想 · 2015年2月23日]

疲れた心を癒すぶたぶたさんの魅力にハマってしまった。他の読友さん達が読んでいて、気になって読んでみたが、読む価値が有ると感じた。出てくるメニューがどれも美味しそうで、特に装丁のパンケーキは見るだけでつばがゴクリとなってしまうほど。こんなに厚みのあるパンケーキを食べてみたい。ぶたぶたさんを始め、出てくる人物皆温かみのある人達でほっこりさせてくれる。作中の様なカフェが実際にあるなら、常連さんになりたいと感じてしまった。読後、個人経営のカフェでまったりしたい気分。他のシリーズも読みたい。

[りぶれさんの感想 · 2015年2月23日]

厚さ５cmのホットケーキ、サワークリームを添えたフレンチトースト、アップルバターと黒糖バターを付けたビスケット。読んだだけでもう身悶えしたくなくラインナップ。こんなカフェありませんけど。無くて当然ですけどフィクションですから。真剣にぶたぶたさんに恋をした見上さん。少しその気持ちが分かります。何になりたい訳じゃ無い、夢はまだ見つからない、でもとりあえずぶたぶたさんのように優しい人、小さいけどとても優しい人になりたいと思った泰隆の気持ちも痛いほど分かります。いい子ってしんどいんだろうな。私には無縁だけど。

[たがさんの感想 · 2014年12月7日]

いつもの主人公のぶたぶたさんを見た葛藤があまりなかったせいか、イマイチだった気がする。もっと驚いてくれないと、面白くないかも…。

著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「ＮＮＮからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」