- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334767730
感想・レビュー・書評
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好みがあると思うけれども、読み終えて1番の感想はスッキリ。
思わず、この話続きを読みたいなと思う作品もありました。
まだ知らなかった作者の方にも出会えますし、その方の別の作品を調べてみたりと新しい作品とも出会えます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
近藤史恵さんリクエスト、という文言に惹かれて購入しました。近藤史恵さん、井上夢人さんの作品が読みたかったのもありますが、どの作品も面白かったです。近藤史恵さんが好きな作家さんに依頼したアンソロジーなので、読んだことのある作家さんはもちろん、この本で初めて読んだ作家さんについても、もっと知りたくなりました。ペットに関する話が集められていますが、猫や犬だけではなく、ジャンルもミステリーあり幻想奇譚的なものありと、なかなかバリエーションに富んでいます。このアンソロジーは他にも出ており、そちらも読んでみようと思いました。
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柄刀一氏による「ネコの時間」は、通勤の電車内で読んでいて、ヤバい、と思うぐらいに涙腺を刺激された。
動物ものの小説を書いて動物好きの読者の涙を誘うことそれ自体は、テクニックとしてはそれほど困難なものではないのかもしれないが、この作品はそのプロセスにある種のギミックというかトリックを仕掛けており、カタルシスに至るまでのその流れが上手かった。
他にも、我孫子武丸氏、井上夢人氏という性格の異なるミステリーの名手たちによる、いかにも"らしい"小話が読めるし、これまたオムニバスの中で異彩を放つ皆川博子氏の「『希望』」も実に雰囲気に溢れている。
冒頭を飾る森奈津子氏も見事にスタートダッシュを決めており、通読においてはその印象も大きかったかもしれない。
最後に収められた、発信者の立場であるところの近藤史恵氏の作品が、他に比べると少し見劣りしている…のも今回はご愛嬌。 -
図書館。シリーズで読んだものがあったし、短編を読みたかったので。
「里親面接」は面白かったし、「最も賢い鳥」も好きだった。初めて読む作家さんもいて、意味がよくわからない作品もあった。軽い読み物として。 -
2023.10.21読了
アンソロジーの良さって、普段手にとらない作者さんの作品を読めること。
初めての作者さんの「ネコの時間」泣けました。 -
動物好きな人にはたまらない一冊。
中でもネコの時間が特に良かった。
久しぶりに小説で泣いてしまった。 -
動物は大好き。特に犬が室内犬を飼っていたのですがもう10年前に死にました。私達も年で今では飼う事が出来ない。外犬を見る度に可愛いと思う、家で飼っていたのはダックスで名前はチョキ、本を読んでいたらチョキに会いたくなった。
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いゃ〜よかったぁ、、ペット特に犬大好きだから、楽しく読めました。もっと読みたい