- Amazon.co.jp ・本 (579ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925055
作品紹介・あらすじ
行方不明になった娘は、無惨に殺されていた!事件を追う母親・日野朔子は、「メル友に会いに行く」という言葉と残された携帯電話からある男にたどりついたが…。思いもかけぬ、第二の事件が発生する!現代の歪んだ"道具"と人間関係の中に描き出された親子の絆とは?著者、五年ぶりの最新長編推理、堂々の刊行。
感想・レビュー・書評
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夏樹作品の根幹には愛があることを改めて伝えていただきました。しかし、電子メールという貌(かお)が見えない交際から生じる凶悪犯罪を憂慮して書かれた作品とおっしゃってたけど、その取材力をも合わせて脱帽。
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視点が変わるので、感情移入しにくかったです。
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出会い系サイトで出会った相手に殺された娘
犯人と対決しに行き、同じく殺されてしまった母
いったい何があったのか
真実は・・・・?!
被害者たちに感情移入できず、読んでいてイライラ
そこが狙いなのかもしれないけれど。
確かにネットは顔が見えない。
だからそこを題材にすれば、極端な話、なんでもありなんじゃないかと思っちゃったなぁ -
まるで先の読めない展開に振り回されました。「ええ?」の連続。大きなトリックや仕掛けはないものの、ものの見事にやられたなあという心境です。
出会いサイト、顔の見えない「友人」というテーマから生み出された物語。こういう事態は現実の事件でもよくあるし、事件に発生しない「普通」の段階だとさらにありふれたことなんだろうなと思うけれど。考えてみれば、そういうところにどっぷりはまりこんでしまう心情って悲しいし淋しい。現代社会の病理という感じでしょうか……。 -
久しぶりの夏樹静子。
読みやすかった。
途中で
あぁ、もしかして
と思った人物が犯人だった。 -
読んだ日 2007.12 (借:大村市民図書館)(45/88)
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久々に夏樹さんの本を読みました。とても分厚い本です。親の子供に対する愛情は共感できたものの、主人公の娘に共感できなくて、いまひとつ没頭できませんでした。ここまで長編にする必要があったのでしょうか。
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数年ぶりの夏木静子さんの新作です♪ずっと休養をとってたんですよね。長かった・・・ 。久しぶりに読んだせいか、少し違和感というか、文体が硬いような気がしたけど、ヨカッタです。これからまた新作が読み続けられるといいなぁ♪
最近新作が借りやすい小規模の図書館を発見!穴場です。