小説あります

著者 :
  • 光文社
3.28
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本棚登録 : 233
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927707

感想・レビュー・書評

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  • 可もなく不可もなくって感じだった。

  • 設定は面白そうなのに読んでいくとがっかり…またかよ!

  • 本編には、「人はなぜ小説を読むのか」という疑問がでてきます。
    いろいろと悩んだ結果最終的な答えが出ますが、私的には、その答えに納得するような納得しないような・・・。

    「人はなぜ小説を読むのか」、まぁ人は皆それぞれの理由で小説を読んでいるのだと思います。

  • 前作とは主人公も舞台も違っている。私に兄弟がいないためか、主人公の想いにいまいち実感が湧かず。「人はなぜ、小説を読むのか」の解も目から鱗が落ちるとは言えず、なんともパッとしない結果に。和久井さんが超リア充になっているのにびっくりやら遠いとことへいってしまったような気持ちです。

  • まず表紙を開いて驚く。文学館存続の本筋もいいけど社員時代のエピソードが面白い。

  • 人はなぜ小説を読むのか?その答えはブクログ登録している人の数だけありそうな・・・。

  • とってもとっても好きだった♪

    ほっこり♪

  • 大企業の社長職を弟に押し付けて、敬愛する作家の文学館で嘱託社員として働いている郁太は、神保町の古本屋で『遺稿集』であるのに、作家直筆のサインがある奇妙な本をみつける。
    文学館は利用者減少のため存続の危機に瀕しており、その本の謎を解明することによって文学館の利用者を増やそうと郁太は奮闘する。
    一方、郁太の弟である勇次も、有能な兄を財界に引き戻そうと画策する。
    兄弟は互いに譲れないものを抱えながら舌戦を繰り広げる。テーマは、「小説が存在する意味は何か」。壮大なテーマを扱った兄弟の戦いと、不思議な遺稿集の存在、ふたつを軸に物語りは進む。
    ご都合主義というわけではないけれど最後のほうで展開がぶっ飛んで進んでしまって、なんか納得いかないまま大団円を見せられている気持ちになり不完全燃焼な気持ちが残ってしまった。

  • 「おさがしの本は」姉妹編。
    今回の舞台は文学館です。
    疾走した小説家の謎を探るのですが、ハラハラドキドキでした。
    小説好きにぴったりな小説です。

  • 今回は「人は何故小説を読むのか」がテーマです。

    図書館の必要性より難しいテーマだと思います。

    人によっても違うと思うし。

    今回は登場人物が多かったせいか、

    いまひとつ個性が出てない気がします。

    和久井さんが出てきたのは嬉しかったですし、

    あの人と結婚までしていたなんて新事実も出てきましたね。

    姉妹編ということで和久井さんがたくさん出てきたら

    ちょっと嫌だなぁ・・・と思っていたので

    出張りすぎず、良い感じだったと思います。

    別に和久井さんが嫌いと言うわけではなく、

    むしろ和久井さん好きなんですが、

    姉妹編なので、出張りすぎはよくないと思っていたので・・・。

    サイン入りの遺稿集の謎は面白かったです。

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著者プロフィール

1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、第42回オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年に咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。18年に『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞。近著に『ロミオとジュリエットと三人の魔女』『信長、鉄砲で君臨する』『江戸一新』などがある。

「2023年 『どうした、家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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