- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929770
感想・レビュー・書評
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姫川玲子シリーズの最新刊。いつも通り楽しめた。
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姫川シリーズの中では箸休め的な位置づけのように感じた。最後に菊田が登場して姫川班の復活の狼煙が上がった?
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新生姫川班始動。
しかし、班員と打ち解けずに、一人で頑張ってるな。
最後には・・・ -
姫川玲子が捜査一課に復帰した、本作はそこへ至る姫川玲子の事件手帖的な短編集。今回はエグいエログロはなく、どちらかと言うと社会問題を巧みに取り込んで物語にしたもの。年齢も33を超え、色っぽい話も期待したが事件解決のみだった、ただし最期に菊田が復帰し、その喜びようから菊田はもう結婚してしまっているのに不倫に進展していくのではないかと心配と期待。次作はこの作品の特徴であるエログロ路線に戻ってくれることを望んでしまう。
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短編集かよ…。新作を期待していただけに残念。元から強かったけどさらにキャラ小説っぽくなってきましたねー。
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長編が読みたい。
前シリーズを読み返したくなる。
短編だと少し物足りない感じがする。 -
短編で井岡さんがいっぱい出てくるから嬉しい。
そして最後❗️
姫川班復活してほしいなぁ。 -
もうさ、『ストロベリーナイト』や『インビジブルレイン』みたいな話にはそうそう会えないよね…
やっぱり短編って物足りない!やっぱり姫川班じゃないと!ちょこちょこ馴染みのある人が出てきてたけど…
それから
所帯持ちの菊田なんて菊田じゃない -
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池袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。所轄に異動したことで、扱う事件の幅は拡がった。行方不明の暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。売春疑惑。路上での刺殺事件…。終わることのない事件捜査の日々のなか、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。気になるのは、あの頃の仲間たちのうち、誰を引っ張り上げられるのか―。
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姫川玲子シリーズである。所轄でも相変わらず周りに迎合せず煙たがられてもいる玲子だが、直感とも言える捜査をして成果はあげている。傷を負った心を宥めきれずに肩肘張って生きる姿もすっかり板についた印象である。ただ、かつての仲間たちとのような関係性はどこへ行ってもなかなか望めない。毎日のように起こる事件に当たる様子も常に玲子らしくてわくわくするのだが、最後の最後にあの人が登場したときにはなぜか涙が出てきた。これはぜひ本部に復帰してのちも読みたいものである。まだまだ続いてほしいシリーズである。