- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334961886
感想・レビュー・書評
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第一感が必ずしも正しいわけではない。判断には訓練が必要。
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美術館の学芸員が説明はつかないが、全体を見たときの一瞬で真贋を見分けるのはなぜか?など、言葉に表現する事はできない辞表の発生メカニズムを説明してる。
輪切り理論の話は面白かった。 -
第1感」とは,直感的なひらめきです。緻密な分析も大切だけど,それと同じくらいに大切なのが,一瞬のひらめきです。第1感を信じてもよい場合,信じてはいけない場合を,心理学実験の結果から解説しています。自分のひらめきを大切にしている(したい)人だけでなく,心理学実験に興味がある人にもおすすめの本です。
*推薦者 (教教)Y.K
*所蔵情報
https://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00379508&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB -
いわゆる直感の凄さを豊富な事例、実験で紹介してくれる。
個人的に興味深かったのは、
・夫婦の会話ビデオを解析して15年後に離婚するかをかなりの確率で当てる話
・単語を入れ替える簡単なテストが実は潜在意識に働きかけるものだというプライミング実験
・ひとは理由を説明できないとその理由をでっちあげるという話
・無意識下の差別的感情を評価する実験(IAT)
・心臓発作を見分けるために統計による研究結果を用いた話
・白色だったマーガリンを黄色にしたら売れた感覚移転の話
・黒人市民を誤って射殺してしまった警官の話
・ひとの表情を研究しまくってトイ・ストーリーなどの表情作成にも用いられた表情データベース開発話
メモ程度にまとめると…
プロは訓練することで無意識下にデータベースを持っている。時間があるときにそのデータベースを作成し、緊急時にはそのデータベースを活用べき。無意識的にデータベースが構築されていることがあるので注意。
非常に面白い本だった。 -
人間がいかに第一印象に縛られているかを実例豊富に紹介してくれる。
第一印象はバイアスが大きくかかっていることもあるが、そのバイアスも込みでのブランド戦略だったりスルのが新鮮であった(コカ・コーラの例)。
情報が多くなればなるほどノイズが増えて間違える率が高くなる場合が多いというのも面白い。
主要な幹を探りだして、枝葉は必要に応じて採用できるような余裕を持つべきなのである。 -
コカ・コーラのマーケティングの話は面白かったが、日常生活ですぐに役立つ内容は載っていなかった。
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blink. The Power of Thinking Without Thinking.
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2014.5.22に読んでいた! ↓
最初の美術館のくだりがおもしろかった。
途中からはよくある、実験結果を交えての描写。
37軽蔑の感情が最も重要
88 ITAテスト
www.implicit.harvard.edu
97客の心 -
"顔は内面の感情を表す副次的な表示板ではなく、感情のプロセスにおける対等なパートナーだったのだ" (第6章 心を読む力 ) 顔の表情が感情を作り出すこともあるそうだ。脳と身体の不思議。