ダメな女

著者 :
  • 光文社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334973070

感想・レビュー・書評

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  • 希望と絶望は終わりと始まりの接点に発生する・・・
    短いエッセーで構成されているが、自分自身がどんな女でいたいのか、どんな女なのか考えた。
    ダメな女になりたくないと心から願うダメ女は、ワタシですね。

  • あー、私のことかぁと思って読んだが、龍の独特の物差しではあってもなるほどなと随所で思う。例えばブログのような一種のエクスポーズの裏には、だめな女の実情があるのではなくて現在の社会「淋しさ」そのものがあるのだという指摘。「愛情に恵まれずに育った子どもが大人の女になると、ダメな女ではなく、怖い女になる」……あはは(笑)、と笑える私は「幸せな女」なのだろう。

著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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