ブランドのデザイン

著者 :
  • 弘文堂
3.12
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本棚登録 : 162
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335450334

感想・レビュー・書評

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  • うんまぁそうだね。

  •  ブランドアイデンティティを丁寧に解説した本。
     結局経営層の理解と、畑に種をまくような時間の重要性が必要と言うこと。

  • 「伊右衛門」×永井一史
    「ウーロン茶」×安藤隆・葛西薫
    「キューピーマヨネーズ」×秋山晶
    「キューピーハーフ」×服部一成
    「マジョリカマジョルカ」・
    「クレ・ド・ポー ボーテ」×山形季央
    「無印良品」×原研哉・深澤直人
    以上の仕事を通してブランドとデザインのかかわりをまとめてある。広告業界にいる人ならブレーンや広告批評で仕事の内容を一度は読んだことのあるブランドばかり。これらをファッションの視点からも分析しているのもおもしろい。最後にクリエイターのコメントがまとめてある。広告対する姿勢でためになる言葉ばかりあり、襟を正された。ブランドの確立の難しさと大切さをあらためて考えさせられる本である。
    また、本では大企業の仕事ばかりだが、僕が仕事をしている中小企業レベルに置き換えるとどうなるか?予算や期間など制約が多くなり会社のブランドをおろそかになりがちだが、基本的には何も変わらない。クライアントの商品への想いや志を組みとり、付加価値やよりよいコミュニケーションツールを作り上げて行くことを常に意識しないといけない。そうすることで仕事のクオリティが上がり、社会にも自分にも良いものができあがると思う。「全力を出すこと」常に意識して仕事に取り組みたい。

  • サントリーウーロン茶や伊右衛門、キューピーマヨネーズなど、身近な商品のことが題材になっており、わかりやすい1冊。
    ブランドとはどういうものか?
    お客様に伝えることとは?
    読み進めながら、見事に自分が嵌ってしまっていると思ったことも、わかりやすいと思った要因だったかもしれない。

  • なんとなく想像できる話がなんとなく続くから途中で読むのやめた

  • 葛西薫の言葉をわたしに届けてくれた本。

  • デザインで何をどう伝えるか。
    どんなデザインがウケるのか?
    時流にどう対応させるか?

    まずは、自分のスタイルを早期に見つけて、揺れ動かないようにすることなんだろうな。
    自分の考えを簡単な言葉で説明できれば、いろんなひとに理解されやすくなる。

  • 何かの書評で紹介されていたのか、「ビジネスマンが読むべき本」とかいうおせっかい企画だったのか?とにかくチェックしていて興味惹かれていたので借りてきた。
    キユーピーマヨネーズ(ユは大きいのですね)、サントリー烏龍茶、伊右衛門、資生堂クレド・ポー・ボーテ、マジョリカ・マジョルカ、無印良品などの具体例を挙げ、ブランドを定着させるには、普遍的な支持を集めるには、どんな戦略、どんな広告、どんな価値観が必要なのか、それを丁寧に書いている。
    ブランドが売れなくなるとともすると「新しいブランドを立ち上げよう」とすぐに壊すことを提案しがちではあるが、今のような世の中こそ、普遍的で動じない、そういう存在が必要なのかもしれない。根っこがぶれるブランドは、必ず衰退していくのが世の理である。どんなジャンルの人でも勉強になると思う。

  • キューピーハーフのCMが好きです。

    シンプルだけど、心にひびく理由がちょっとわかった気がしました。

    他にも、有名な伊右衛門やウーロン茶の
    ブランドのたちあげや、コンセプトについて書いてあり、
    わかりやすくて、参考になりました。

  • 伊右衛門や無印良品など、長く続く人気ブランドを
    取り上げて解説したもの。

    商品開発時、ブランドの立ち上げについての考え方など、
    勉強になる一冊でした。具体的な例を挙げながら
    解説しているので興味深く読めます。

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著者プロフィール

ジャーナリスト1961年、新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。伊藤忠ファッションシステムに入社し、ファッションという視点から、企業や商品のブランドづくりに携わる。同社取締役、ifs未来研究所所長などを歴任し、2021年に退社。コミュニティー「偏愛百貨店」を立ち上げた。『ビームス戦略』(PHP研究所)、『伊勢丹な人々』(日本経済新聞出版)、『虎屋ブランド物語』(東洋経済新報社)、『TSUTAYAの謎』『すいません、ほぼ日の経営。』(以上、日経BP)など、著書は30冊を超える。毎朝3時に起きて原稿をつづる生活を30年にわたって続けている。

「2021年 『アパレルに未来はある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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