- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784335651298
感想・レビュー・書評
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「甘ったれた人間が増えている」なんてよく聞くもののそもそも「甘え」とは何か?
人の心、社会の性質は「甘え」を通じて見るとどうなるのか?
人の心を考えるのに新たな視点を与えてくれる良書。
心理学の本を読んでみたい方に読みやすく実のあるこの本をお勧めします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「甘え」は日本の文化に深い関わりを持っているそうです。
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日本人の精神構造に深く根付く「甘え」とはいったい何か?!
詳しくは記事にて -
愛着を研究しているもんで,一通り目を通しておこうかと思い読んでみたが・・・よくわからん。
名著と言われて久しいが,僕にはちょっと難しいよう。
専門書というよりも,文化人向けの教養書といった印象。
ただ,書かれている内容はもっともなことだとは思う。 -
081128
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これはすごい。現代人の病理を日本人に身近な「甘え」の感情を軸に解説。それだけに留まらず、宗教や反体制、科学についてもこの視点で紐解いていく。フロイト、ニーチェ、ダーウィンにまで遡り、その根源的な問題はずっと未解決であり、そして解決策はないとされている。
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弘文堂、昭和58年3月25日(1983年3月25日)、第2版9刷発行、定価880円