- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336036728
感想・レビュー・書評
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すげぇ。そんな終わり方するんだw
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<pre><b>探偵作家ジョン・ヒルヤードの邸で作家たちを集め
て行われた殺人劇の最中、被害者役の人物が本物の
死体となって発見された。殺されたのは放蕩な生活
で知られる名うてのプレイボーイ、パーティには彼
の死を願う人物がそろっていた。事件の状況から窮
地に立たされたピンカートン氏は、その嫌疑をはら
すため友人の探偵シェリンガムに助けを求めた。錯
綜する証言と二発の銃声の謎、二転三転する論証の
末にシェリンガムがたどりついた驚くべき真相とは
。緻密な論理性、巧みな人物描写とブロットの妙。
本格ミステリの可能性を追求しつづけたバークリー
の黄金時代を代表する傑作。</b>
(「BOOK」データベース より)
資料番号:010472298
請求記号:933.7/セ/2
形態:図書</pre> -
8月14日読了。「このミステリーがすごい!」1996年度海外編の第5位、総合でも第5位の作品。「動機」と「機会」は十分・「証拠」だけが存在しない登場人物たちの中で起こる殺人事件・・・。導入部は普通だが、偏屈な主人公の一人称の独白・徐々に明らかになる登場人物たちの内面が加速するように面白くなってくる。中盤から終盤にかけての展開の意外な展開・プロットが実に面白い!全編に漂うどことなくのどかな、古きよき英国的ムードも楽しめた。
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意外な犯人と動機、変わった手口。時代が経っても読むに耐える名作。構成が似ている例の作品よりもよくできている。バークリーという作家を見直した。
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021223