- Amazon.co.jp ・本 (61ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338192187
感想・レビュー・書評
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「きょうは、おばあちゃんがうちにくるひ。ひとりでくらしていたおばあちゃんは、ずいぶんとしをとったので、くまくんたちといっしょにくらすことになったのです。おばあちゃん、まってたよ。]
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あたたかい
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いっしょにくらすようになったおばあちゃん。ものわすれがはげしい。あるときからおばあちゃんが、忘れないようにとむねをとんとんしていることにきづいた主人公(くま)は、ぼくがおぼえているからだいじょうぶという。
みたいなお話だった。
くまたちのお話なので、低学年児童向けだが、内容はけっこう深いよね。 -
2010年 低学年 課題図書
くまくんのおばあちゃんは、この頃忘れん坊です。
忘れないように、心にしまっておけるように、おばあちゃんは自分の胸をトントンします。
くまくんは、自分が覚えておくから、おばあちゃんが忘れたら教えてあげるから、もう胸をトントンしなくていいよと、おばあちゃんに伝えます。 -
長男と音読。かわいいクマくんと、年をとっていくおばあちゃんクマのやり取り。クマくんははじめはいつものおばあちゃんを望み、忘れんぼとおばあちゃんを責める。でも途中から変化を受け入れる。「ぼくが代わりに覚えていてあげる」と。
亡くなったおばあちゃんを思い出して、泣けた。両親も自分も老いて変わっていくけど、変化を受け入れると穏やかに過ごせるなと思った。
いつか子供達のことを思い出せなくなった日に、怒られるのではなく、私が代わりに覚えているから大丈夫!って言われると、嬉しいな。 -
おばあちゃんが家族と暮らすため、
くまくんの家にやってきました。
おばあちゃんが大好きなくまくんですが、
おばあちゃんの物忘れが多くなっていることに戸惑います。
くまくんの心の成長を描く、心あたたまるお話です。
2010年課題図書 -
今年の西日本読書感想画指定図書のテーマってなんだか結構重いような気がするのです。
複雑ですよね。
家族が、よく知っている、身近な存在が、遠くなっていく。
よくわからない存在になっていく。
そうなってしまった本人も、それを見ていることしかできない家族も。
正解なんてどこにもない。
どう対応したらいいのかなんて…。
それを考えることすら…難しい。
逃げてるのかなぁ。 -
第56回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。
年をとって、くまくんと一緒に住むことになったおばあちゃん。
くまくんとの思い出を、次の日には忘れてしまうように。
それを怒ったくまくんを見て、おばあちゃんは〝忘れたくないくまくんとの楽しいこと”をした時に、「むねとんとん」と、忘れないおまじない(?)をするようになりました。
しばらくしてくまくんはおばあちゃんに、「むねとんとん しなくていいよ。」「おばあちゃんがわすれたら、ぼくがおはなししてあげる」と言った、というお話。
「身近にいる幼い人や高齢者に温かい心で接し,親切にする。 」の道徳の授業で使えるかな!?
低学年向け
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