最後の家族

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 406
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001213

感想・レビュー・書評

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  • 家族はやっぱり家族が大事なんだと思った

  • 家族の結びつきが素敵です。

  • 最初から最後まですれ違い。切なかった。誰かを救いたいという欲求は誰かを支配したいという欲求と似ている、っていう言葉にはドキっとした。

  • 読んでる最中、ちょっとした精神的引きこもり状態に陥っていたので、シンクロする部分が多くてキツかった。つまり、わたしも自立できていないということか。うぐぐ。
    家族の物語でありながら、個人の自立にスポットを当てた秀作。村上龍さんは問題提起のできる作家さんだと思うのですが、今回もいろいろ考えさせられました。決して他人事じゃないよなー。
    前向きなラストで(多少ご都合主義的ではあったけれど)、読み終わった後、なぜか私も暗いトンネルから抜け出せたような気がしました。一人で生きていける自分を確立したい。いつも笑っていたい。しあわせになりたい。しあわせな心持ちでいたい。がんばろー。

  • 目から鱗がでるくらい、色々ハッとさせられた。

  • 幸福かどうかは問題じゃない。

  • リアルすぎる。恐い。だけど凄くいい話。胸にグッときました。色んな意味で。

  • ドラマ化されてたとは知らなかった

  • 高校の時読んだ。
    描写が心に刺さった。
    今はどう思うか分からない。ただ幸せの意味を考えたりした。意味なんて無いのが分かったのはずっと後だけれども。

  • 自立とは、結局社会の尺度ではなく、自分で決めて自分で選択できるということではないかというメッセージが込められているような気がしました。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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