雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays
- 幻冬舎 (2004年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344006713
感想・レビュー・書評
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一言で言って、「見も蓋もない」本。
保険や住宅など、人々の人生での大きな買い物についてカラクリを見破り、シンプルな言葉で語る。
人によっては受け入れがたい事実を突きつけてくるので、厳しい本かも。
きちんと理論に基づいているが、難しい物言いではないのですらっと読める。
この方が言っていることは「ゴミ投資家の人生設計入門」から変わらない。
ようやく、時代と人が追いついてきたという印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
081115
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またまた橘玲さんの本を読みました。
昨日食事の待ち合わせまで時間があったので読破した本。
相変わらず、色々考えさせられる本でした。
特にお金と平等とは何かについて。
具体的に挙げると、アメリカではお金があることで良い医療が得られます。
日本は基本的にどこでも治療費は同じです。そして国民には
病院を選ぶ権利があります。結果どうなるかと言うと良い病院には
沢山の人が並び結果診療時間が短くなる上、待ち時間が多くなります。
つまり
アメリカではお金のある人が良い医療を受けられ
日本では時間のある人が良い医療が得られる訳です。
時間とお金を等価値に置けば実際はそんなに変わらないんじゃないでしょうか?
って話。
自分から特にメッセージはないけど、視点はいくつ持っていても
良いはずだから、そんな視点を持っていても良いはずです。
新しく得た情報が一つ。
「自己責任」について。
ホームレスは失業しないために努力をしていればその状況を防げた
はずだから、ホームレスとして生活をしているのは「自己責任」だ
という考えがあります。
日本では政治的問題のせいもあってあまり熱心に問題が
論ずられることが無いようの思えますが
アメリカではもっと関心があるようです。
ホームレスの80%以上が薬物、アルコール中毒
であり、約半数が統合失調症などの精神障害を患っているとの事です。
疾病を患っている人に「自己責任」を問うのは正当なんでしょうか?
少し考えさせられました。
やっぱり自分は視野が狭く考えが固定されている。 -
橘玲の著作
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ささやかな幸福な生活。難しくないらしい。本当だろうか。本書を読んで、知識として蓄えておこう。
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日本の競馬や競輪の「公営ギャンブル」(って言い方も変)は、胴元が25%も取ってるんだそうです。
もっとも効率が悪いのが宝くじで、搾取率50%。宝くじファンの夢を壊す話で恐縮ですが、1億円以上の当選率は160万分の1という天文学的数字で、交通事故に合う確率の方が高いそうです。
ラスベガスのカジノは?と見ると、搾取率1−5%、と、こっちのが効率良くない?と、すぐまた海外に行こうとする私でした。 -
橘玲さんの本にはいつも考えさせられるところがある。
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彼の本を読むと、しんみりしますね。
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この本に出会えたことに感謝したいです。
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投資家の私にとっては既に当たり前の事柄であり、新鮮さはありませんでした。私もこの本と同じことを何人もの人に話しましたが、理解してもらえませんでした。自分が経済的独立をしていないと真実味がないからだとあきらめていました。団塊世代以上の方に現実をもっと知ってもらいたいですね。